12日(木)は午後から安和の琉球セメント桟橋と本部港塩川区に行き、辺野古埋め立てに使用する土砂の積み込みに抗議した。
午後2時13分頃、安和の現場に行くと新桟橋には第八高砂丸が接岸し、土砂を積み込んでいた。朝から夕方まで土砂を下ろすダンプカーを数えているAさんの記録によれば、この日は1隻目の玄周丸にダンプカー271台分、2隻目の第二十八旭丸に136台分、3隻目の第八高砂丸に207台分、計614台分の土砂が積み込まれたとのこと。
構内に仮置きされている土砂が、先週から底をついている。外から運んできたん土砂をそのままガット船に積み込むため、出入り口でダンプカーを止めると効果が大きいのだが、午後は人が少なくて残念だった。
それでも、抗議する人がいるといないのとでは大きな差がある。抗議者がいなければダンプカーは自由に出入りできるが、1人でも往復する人がいれば、一時停止して待たなければならない。そのあとに車が通行すると、さらに待つことになる。
3時まで抗議して塩川に移動したが、本部島ぐるみの皆さんを中心に、少数でも粘り強く抗議を続けている人たちがいる。ぜひ現場に来て応援してほしい。
途中、海上のガット船の写真を撮り、午後3時20分頃に本部港塩川区に着いた。ランプウェイ台船・呉屋7号が桟橋に接岸し、赤土まみれの「岩ズリ」を積み込んでいた。
それに対し港内の各所で、本部島ぐるみの皆さんが抗議行動を行っていた。
安和・塩川の沖にはガット船が11隻(marumasa1号、同3号、玄周丸、栄雄丸、航安丸、進朋、第百三十六伊勢丸、第十八勝栄丸、第二十八旭丸)が停泊していた。その中で玄周丸、第二十八旭丸、栄雄丸、marumasa3号の4隻は土砂を積んでいた。
塩川沖ではランプウェイ台船に積んだ土砂を第十八勝栄丸に積み替えていた。
午後4時半頃、3隻目の台船に土砂の積み込みが終わり、同33分頃に台船が離岸していった。本部島ぐるみの記録によれば、1隻目の台船にダンプカー172台分、2隻目に172台分、3隻目に99台分の土砂が積み込まれたとのこと。
沖縄防衛局のぼんくら公務員どもは、今日も勤務時間中に車でスマホを眺め、居眠りをしていた。コロナウィルスの被害で民間企業に務める市民は生活を脅かされているのに、血税で食っている沖縄防衛局員はのうのうと過ごしているわけだ。安倍政権は頭も末端も腐っている。
美ら海水族館が閉館し、安和、塩川の国道を通る観光バス、レンタカーが激減している。観光業はもとより沖縄・ヤンバルの産業に与える打撃はかつてないものになるだろう。厳しい時期ではあるが、工事は日々強行されている。休みの取れる人は少しでも工事を止めるために現場に来てほしい。