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Channel: 海鳴りの島から
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安和の琉球セメント新桟橋で海上抗議行動

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 11日(水)は安和の琉球セメント新桟橋に行き、カヌー12艇とゴムボ-ト1隻(ハクイ)で土砂の積み出しに抗議した。

 午前8時37分頃、安和の現場に着いた時には、大浦湾に入るガット船でも最大の栄雄丸が、前日から続けて土砂を積み込んでいた。すでに満杯に近くなっていたので、まずは先発組2艇が急いで海に出た。

 栄雄丸の積み込み状況を見ながら、続けてほかのカヌーも海に出て、新桟橋の下で抗議行動を展開した。

 午前9時40分頃、海上保安官が海に入り、カヌーの拘束を始めた。カヌー全艇が拘束されて新桟橋の下から出されたのが午前10時15分頃、そのあとも航路付近で漕いでいるカヌーメンバーが抗議を続け、栄雄丸が離岸して沖に向かったのは、午前10時40分頃だった。

 早めに昼食を取り、午後は12時5分頃に浜を出た。新桟橋では2隻目の神峰が土砂を積み込んでいて、午前と同じくカヌーを固定する班と漕ぎまわる班に分かれて、抗議行動を展開した。海保の弾圧に抗して抗議を続け、神峰が出航したのは午後1時55分頃だった。

 カヌーチームはいろんな人が集まって成り立っている。海上行動の経験年数や海に出られる環境も多様だ。そういう中で、お互いに助けいながら各自の長所を引き出し、チーム全体で力を発揮するのが大事だ。今日はそれができていたのではないかと思う。

 辺野古に戻ってカヌーを片付けたあと、午後4時過ぎに豊原の高台から辺野古側埋立工区の様子を見た。K8護岸では土砂の陸揚げが終わっていて、K9護岸からやってきたダンプカーが②区域のK4護岸沿いや中央部に土砂を投入していた。

 午後4時20分頃、瀬嵩の海岸から大浦湾の様子を見た。K9護岸も土砂の陸揚げは終わっていて、そのあとの土砂投入はなかった。

 ガット船の姿はなく、ランプウェイ台船2隻に土砂が半分ほど積まれ、残りは空だった。このは朝、大浦湾に向かうガット船の姿が見えなかったので、明日の朝、間に合わせて補充する予定なのだろう。

 上の写真は2011年5月8日に福島県南相馬市を訪ねた時のものだ。福島第一原発の事故でこの先は進めなかった。

 節目の時だけマスコミは大きく取り上げ、あとは見て見ぬふりをする。沖縄の辺野古新基地問題と同じだ。汚染水を止めるすべはなく、廃炉もいつになることか。何が「アンダーコントロール」か。

 


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