昨日、今日と所要のためカヌーは休んだのだが、27日は午後から安和の琉球セメント桟橋と本部港塩川区で行われている抗議行動に参加した。
安和の新桟橋では午後2時20分頃、この日2隻目のガット船・玄周丸が土砂の積み込みを終えて離岸しているところだった。1隻目は丸喜丸で、玄周丸と入れ替えに3隻目の第八高砂丸が午後2時46分頃に新桟橋に着岸した。新しく加わった大型のガット船が続いていた。
桟橋の出入り口では土砂を搬入するダンプカーに抗議が続けられ、国道でも車両による連日の抗議行動が取り組まれている。ガット船への積み込みは構内に溜め置かれた土砂が使われているが、新たな搬入は抗議行動によって遅滞していた。
午後3時前に本部港塩川区に移動した。塩川区では「集まれ辺野古」の呼びかけによる集中行動で、この3日間は機動隊が来る午後1時半頃まで土砂の積み込みが阻止されている。そのあとは機動隊の規制でダンプカーが動いているが、少しでも作業を遅らせようと、粘り強い抗議が港内各所で続いていた。
台船上でも港内でも白い粉塵公害がひどかった。散水車がやってきたが、天気がいいために渇いて風に舞う。テイケイの警備員はマスクを禁止されているらしく、勤務中は粉塵を吸い込まされている。安和、塩川の粉塵公害は昔から言われてきたが、改善されないまま新基地建設でさらに人の体を蝕んでいる。