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Channel: 海鳴りの島から
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本部港塩川区で抗議行動/車で居眠りと読書にふける沖縄防衛局員

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 12日(水)は朝、カヌー9艇を安和の琉球セメント桟橋まで運び、土砂を積み込んでいるガット船への抗議を行おうとした。新桟橋にはガット船・清明が接岸していて、カヌーを浜まで下ろしたが、波が荒くて海に出るのは取りやめとなった。

 本部港塩川区でも土砂の積み込みを行っているとのことだったので、そこに移動して「島ぐるみ会議・本部」の皆さんと一緒に、土砂を運んでくるダンプカーに抗議した。

 午前9時25分頃、いきなり塩川に来たので沖縄県警の警備は手薄だった。カヌーメンバーの抗議に対応しきれず、機動隊がやってくるまでの約50分の間、ランプウェイ台船の前にダンプカーは近づくことができなかった、土砂の積み込みが完全に止まった。

 午前10時12分頃に機動隊のバスがやってきた。10時16分頃から規制が始まったが、カヌーチームや島ぐるみのメンバーはダンプカーが移動する要所に散って抗議を続けた。

 抗議をする人がいるのといないとでは、作業の進行が全然違う。機動隊に力尽くで排除されるので、完全に阻止することはできないが、それでもダンプカー何十台分もの積み込みの遅れが生じていく。

 インターネットやマスコミで偉そうなことを言う(書く)だけで、実効性のある行動をしないと空しいだけだ。槐より始めよ、で人に偉そうなことを言う(書く)なら、まずお前がやれよ、というわけだ。現場で汗を流す努力を持続したい。

 テイケイが警備業務を行っているのだが、現場の警備員たちはトイレカーの前に折り畳みイスを並べて休憩を取らされていた。日差しをさえぎるテントもなく、ダンプカーが走って砂ぼこりが舞う中で弁当を食べさせられていた。

 警備会社・テイケイは基地利権に群がり、莫大な利益を上げているのに、現場の警備員(労働者)はこういう労働環境に置かれているのだ。

 一方で、沖縄防衛局の公務員たちは、車の中で居眠りや読書にふけっていた。上の写真は午前9時半頃に撮ったものだ。昼休みでも休憩時間でもない。勤務時間中にこういうことをして給料をもらえるわけだ。

 沖縄県民が基地被害でどれだけ苦しもうが、こいつらは公務員としての自分の生活さえ守ればいいのだろう。こんな連中が辺野古新基地建設を進めているのだ。しにわじわじーすんやー。たっぴらかせー、うったーぐてーるーや。

 午後3時頃に塩川での行動を切り上げ、辺野古に戻って片づけをしたあと、午後4時20分頃に辺野古側埋め立て区域の様子を見た。作業はほとんど終わっていて、②-1区域のN5護岸沿いに土砂を投入する作業だけが行われていた。

 そのあと午後4時35分頃に瀬嵩の海岸に行って大浦湾の様子を見た。K8・K9護岸共に、すでに土砂の陸揚げは終わっていた。

 ガット船は4隻(寿鷲丸、第十八勝栄丸、進朋、玄周丸)が停泊していた。


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