10日(日)は名護博物館ギャラリーで開かれている「上野英信と『眉屋私記』」展を見に行った。今年は上野英信が亡くなってから33年忌になるとのことで、眉屋があった名護市屋部をはじめ、県内で講演会や集会が企画されている。
名護博物館では上野英信と眉屋の人たち(山入端萬栄、山入端ツル)の資料や原稿、書籍、写真、三線などが展示されていて、テレビの特集番組のビデオも流されていた。
『眉屋私記』が発刊された頃、沖縄では話題になっていたので買って読んだ。やんばるの人たちが移民やジュリとして生きてきた歴史を南米まで追って記録している。それは私の祖父母の世代が生きてきた歴史だった。大学時代の同級生が北部で教員をしていて、『眉屋私記』を教材化していたことを思い出す。
展示会は24日までやっているので、多くの人に見てほしい。