6月4日(火)は朝、カヌー6艇で松田ぬ浜を出発した。辺野古崎まで漕ぎ、抗議船2隻と合流してK8護岸やK4護岸の工事状況を監視した。
K8護岸では天端に鉄板を敷く作業を行っていた。今朝の県内紙に、沖縄防衛局がK8護岸を土砂陸揚げの桟橋として利用することを表明したとの記事が載っている。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-929974.html
沖縄防衛局のやり方はいつもこうだ。当初の予定が狂うと場当たり的に対応し、自然破壊もお構いなし。高江のヘリパッド建設でもそうやって、予定になかった樹木を何千本も伐採し、やんばるの森を破壊した。沖縄防衛局も環境等監視委員会の御用学者どもも芯から腐っている。
新聞記事の図を見ると、ランプウェイ台船が接岸する場所は、護岸内側の途中に造られている。辺野古側にこれまで造られてきた護岸には、所々に工事車両が方向転換する場所が造られてきたが、それを少し伸ばして桟橋として利用するわけか。
そういうやり方ならK8護岸が250メートルまで伸びるのを待つ必要はない。K8護岸の作業の進行を注意して見ていきたい。
K8護岸では、バックホーで砕石を掘り、鎖かロープをつけたH鋼を設置する作業も行われていた。
K4護岸では数カ所で、生コンのミキサー車が来ていた。上の2枚の写真はN3護岸とK4護岸の接する角付近に生コンを入れているところ。
K4護岸の中間からK3護岸にかけての場所では、根固め用袋材を積み重ねたり、生コンを流し込む作業が行われていた。この付近は昨年の台風で天端に敷いたブロックがでこぼこになっていた。まだ消波ブロックが設置できないので、護岸の補強を進めているようだ。
辺野古の海ではアジサシがえさを捕っている。十数年前は長島や平島に今と比較できないほどの数が群れていたという。辺野古のお年寄りの話では、②工区の網が張られた岩も、かつては鵜が群れていたとのこと。
ぜひ辺野古の海に出て、アジサシが訪れる自然の豊かさを守ってほしい。
松田ぬ浜から少し離れた場所に、辺野古漁港や航路付近を浚渫した砂が積まれている。それが梅雨の大雨で崩れ、浜まで流されてきている。名護市役所はすぐに対処しないといけない。
午後3時15分頃、豊原の高台から辺野古側の埋め立て工事の様子を見ると、午前中に続き埋め立て土砂の投入が行われていた。この日はK4護岸の外側への消波ブロックの設置はなかった。
午後3時半頃、瀬嵩の海岸から大浦湾の様子を見た。K9護岸のランプウェイ台船は空になっていた。土砂を積んだ次の台船が準備されていたので、この後入れ替えが行われたと思われる。
この日はガット船2隻(第八そうほう丸と第百三十六伊勢丸)が大浦湾に入り、台船に土砂の載せ替えを行っていた。
K8護岸では午後も引き続き鉄板の設置が行われていた。
この日は午後から天気が崩れる予報だったので、海上行動は午前中で終えた。
昼食後、午後は2時間ほど道路脇の草刈りをした。