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Channel: 海鳴りの島から
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天皇がどうのと浮かれている日本(ヤマトゥ)の腐りきった姿がよく見える豊原の高台

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 23日(火)は天候が悪く、海が時化ていたので海上行動は中止となった。時間ができたので、廃棄されていたロープを洗って使えるようにしたり、道路わきの草刈りや枯れ枝の片づけ、松田ぬ浜のごみ拾いなどをやった。

 午前11時過ぎに豊原の高台に行き、辺野古側の工事状況を見た。②-1工区に据えられて消波ブロックの設置を行っている大型クレーンは、ブームは上がっていたが作業は行っていなかった。

 その奥に見えるK8護岸のクレーンは、前日に続き被覆ブロックの設置を行っていた。

 この間、K4護岸沿いでもクレーン車を使って作業が行われている。大型クレーンが作業するための足場を造っているのだろうか。

 奥の方の②-1工区と手前の②工区の両方で埋め立て工事が行われていた。K9護岸で陸揚げされた赤土混じりの土砂が、ダンプカーで次々と運ばれてきて海に投下されていく。

 県知事選挙、県民投票に続き衆議院沖縄3区の補欠選挙でも、辺野古新基地建設に反対する沖縄県民の意思が明確に示された。今回の補選で安倍政権が推した候補者は、新基地建設「容認」を打ち出したが惨敗を喫した。にもかかわらず、安倍政権は工事を強行し続けている。

 マスコミは連日、天皇の退位や即位で浮かれ騒いでいるが、沖縄の民意を踏みにじっている日本の腐りきった姿は見て見ぬふりだ。豊葦原の瑞穂の国ならぬ豊原の高台では、この国の醜さ、腐りようがよく見える。民主主義だの地方自治だのが埋め立てられ、沖縄差別が露出する風景だ。

 瀬嵩の海岸に移動して大浦湾の様子も見た。k9護岸では接岸したランプウェイ台船から赤土土砂の陸揚げが行われていた。

 大浦湾には松龍丸、marumasa2号、第八藤進の3隻のガット船(運搬船)が入っていて、ランプウェイ台船に土砂の載せ替えを行っていた。明後日までの土砂はランプウェイ台船上に確保されている。

 沖縄の野山や道路わきではグラジオラスの花が咲いている。小学生の頃、学校の帰りに花をとって蜜を吸ったのを思い出す。

 明日24日午後6時半から、私が原告になっている国賠訴訟の学習会がある。場所は21世紀の森体育館の第二会議室。お世話になっている斎藤祐介弁護士の講演がある。時間のある方はご参加ください。

 

 

 


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