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Channel: 海鳴りの島から
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K8護岸建設に向けて汚濁防止膜の設置が進む。

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 5日(火)は朝、カヌー5艇でマツダぬ浜を出発した。午前8時40分頃、辺野古先に着くと今朝の新聞でK8護岸着手と報じられた現場の様子を見た。N4護岸の先端には、アンカー設置に使う筏が置かれていて、護岸の上には小型の和船も置かれていた。

 N4護岸の先端部周辺に汚濁防止膜が張られていて、これをもって着手と言っている。クレーン車はまだ動いてなかった。

 隣接するN3護岸では、K9護岸から土砂を運んできたダンプカーがやってきて、埋め立て作業が始まっていた。

 午前9時15分頃、汚濁防止膜を積んだトレーラー車とクレーン車がN4護岸の上に移動し、前日張った汚濁防止膜の外側に二重に設置する作業を始めた。この作業が終わると捨て石の投下が始まるので、カヌーメンバーはオイルフェンスを越えて抗議した。

 海保に拘束されて松田ぬ浜に運ばれたが、抗議船で辺野古岬に戻り、午前中は2回オイルフェンスを超えて抗議した。辺野古岬から長島にかけての海域は透明度が高く、サンゴも多い。K8護岸でこの海峡をふさぎ、潮の流れを止めれば大浦湾に与える影響も大きい。K8護岸がもたらす悪影響を多くの人が認識し、その建設を止めるために行動してほしい。

 辺野古岬付近からキャンプ・シュワブ沿岸の仮設道路が建設されている付近を見ると、海岸の丘の上にレーダーらしい施設が設置されている。写真中央の施設だが、上の横に伸びた白い部分が常時回転している。どういう役割を果たしているのか?

 5日は午後から風が強くなり、海上行動は午前中で終了した。午後1時15分頃、豊原の高台から辺野古側の工事の様子を見た。K1~K3護岸では防砂シートの設置作業が行われていた。K4護岸では天端に砂利を下ろし整備する作業が行われていた。②工区への土砂投入が行われる3月25日まであと20日となった。準備作業が連日行われている。

 辺野古岬側の②-1鉱区では午後も埋め立て土砂の投入が行われていた。奥の方のN3護岸近くでは、クレーン車がトレーラー車から黒い箱状の資材を下ろしていた。

 ②-1工区の海岸ではブルーシートが撤去されていた。年度末になり、文化財調査が再開されたのか、終了して土砂投入が始まるのか、注意してみておきたい。

 N5護岸近くの仮設道路上でオレンジのライフジャケットを着けた作業員が、何かの作業を行っていた。詳細は分からなかったが、②工区の土砂投入に向けての作業として注意しておきたい。

 午後2時頃、瀬嵩の海岸から大浦湾の様子を見た。K9護岸ではランプウェイ台船から土砂の陸揚げが行われていた。お昼ごろに前の台船との交代が行われたようで、まだ多くの土砂が積まれていた。

 K9護岸の沖ではガット船・航安丸からランプウェイ代船に土砂の積み替え作業が行われていた。

 ほかの2隻のランプウェイ代船も土砂が載った状態で待機している。

 ガット船(運搬船)は午後2時段階で、大浦湾に航安丸、吉福善丸、松龍丸が停泊していた。


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