先だって、石垣島に住む大学時代の同級生が辺野古のゲート前を訪ねてくれた。以前、高江でヘリパッド建設に反対する行動を行っていた時も、わざわざ応援に来てくれた。カヌーで海に出ていて、残念ながら会うことはできなかったが、深く感謝している。辺野古の現状を見て考えることも多かっただろう。
同級生は石垣島で自衛隊基地に反対する運動を取り組んでいる。明日3月1日にも、自衛隊基地着工が報道されていて、資材搬入などの準備が進んでいるようだ。辺野古以上に厳しい状況下で、抗議行動に参加しているのだろう。
琉球列島全体が中国に対抗する日米の軍事要塞として強化されつつある。石垣島はその最前線になろうとしている。日本「本土」防衛のために沖縄を利用し、犠牲を強要する。日本政府のその姿勢は、1879年の琉球国への武力侵攻、併合以来140年間変わっていない。先島の自衛隊配備も辺野古の新基地建設も根っこは同じなのだ。
仕事で3年間住んでいた宮古島を含めて、先島の自衛隊強化については常に気になっているのだが、目の前の活動に追われて、なかなか足を運ぶことができない。ただ、戦争や軍事基地を否定することにおいて、辺野古の新基地反対運動と先島の自衛隊基地反対運動は、日々の行動鵜を通して連帯していることと思う。困難な日々が続くと思うが、挫けることなく頑張ってほしい。