12日(土)はカヌー12艇で瀬嵩の浜を出発した。抗議船2隻とともにK9護岸に向かい、土砂を積んで接岸しようとするランプウェイ台船に対し、フロートを越えて抗議行動を行った。カヌーが朝一番で抗議するようになったためか、台船もこれまでより10分ほど早く動き出していた。
この日はフロートを越えたあと、台船とK9護岸の間までは行けなかった。台船の動きを止めることはできなかったが、目の前に積まれた土砂を見れば、少しでも陸揚げを止めたい、という思いになる。いったん接岸を許してしまえば、あとはダンプカーに土砂が積まれて埋立工区に運ばれていくのを見ているしかない。
カヌーで抗議する機会は限られている。それを有効に生かすためにも、1人でも多くの人がカヌーに乗ってほしい。海であれゲート前であれ、工事が行われている現場で行動する人が増えなければ、埋め立てはどんどん進行していく。ホワイトハウスへの署名や県民投票の話題がメディアを賑わしているが、辺野古の海で毎日進んでいる破壊を直視しているか。
土砂の陸揚げと並行して、沖では土砂の積み替えが行われていた。ほかにも土砂を積んだガット船や空の台船が2隻ずつ待機していた。
この日は風が強くなってきたので、海保に拘束されてゴムボートで瀬嵩の浜に戻されたあと、午前中で海上行動を終えた。
お昼ご飯はうるまネーネーズの皆さんが手作りの弁当とイナムドゥチを用意してくれた。じこーまーさいびたん。にふぇーでーびる。