11日(金)は朝から小雨が続き、海上行動は中止となった。午前9時18分頃、大浦湾の様子を見に行くと、K9護岸にランプウェイ台船が接岸し、土砂の陸揚げが行われていた。ダンプカーに積み込まれた土砂は、辺野古岬付近の②-1工区に運ばれ投入される。
沖ではガット船からランプウェイ台船への土砂積み替えも行われていた。
座り込みに参加しようとキャンプ・シュワブのゲート前に行ったのだが、11日は工事用ゲートのフェンスが閉ざされたままで、資材の搬入はなかった。
午後から名護市安和区の琉球セメント桟橋に行き、ゲート前の抗議行動に参加した。桟橋ではガット船に土砂積み込みが行われていて、土砂を運んでくるダンプカーに対し、市民20数名がゲート前でデモを行い、抗議を続けていた。
土砂を積んだダンプカーは琉球セメントの桟橋に右折して入るのだが、本部方向に向かう車両が多いので、赤信号になってから右折する車両がほとんどだ。直進車両の進行を妨げることも珍しくない。赤信号になって時間が経っても強引に右折するダンプカーもある。沖縄県警は見て見ぬふりである。
午後2時50分頃、土砂を積み終えた2隻目のガット船・松龍丸が琉球セメントの桟橋を離岸した。続けて3隻目となる第八そうほう丸が午後3時15分頃に桟橋に接岸した。
午後3時頃、ゲート前で総括集会を開き、シュプレヒコールを行って那覇から来た市民は引き揚げたが、本部町の島ぐるみ会議の皆さんはそのあとも監視と抗議を続けた。