高江に沖縄防衛局や業者が来襲していることをお昼過ぎに知って、午後は高江で抗議行動に参加する。ブログ「やんばる東村 高江の状況」が19日の状況を詳しく伝えているので見てほしい。
沖縄防衛局員、ガードマン、作業員などがダンプカー2台にトン袋に詰めた砂利を乗せ、N4Bゲート前に押しかけていた。高温のガスが排出されるMV22オスプレイのため、離着陸場に砂利を敷き詰めようというのが工事目的。岩国へのオスプレイ上陸まで1週間を切り、工事を進めよ、という防衛省からの圧力が強まっているのだろう。
住民や支援者が抗議する中、ゲート内に入れたクレーン車を使い、ダンプカーの荷台の砂利を頭越しに搬入するという危険な作業が強行された。
鉄製のかごに砂利の詰まったトン袋を入れ、クレーンでつり下げて、抗議する住民や支援者、ガードマンなどの頭上を訓練場内に運び込むという、危険な玉掛け作業がくり返された。砂利とかごの重さを合わせれば1トン以上あるはずだ。昨年2月、沖縄防衛局の指示によって作業員が、ダンプカーの荷台から住民・支援者の頭越しに砂利袋を投げ下ろしたことがあった。それに劣らない悪質な作業である。このような危険な作業を、明日以降も強行させてはならない。沖縄防衛局をはじめとした関係機関に、抗議の電話・FAXを送りましょう。
*沖縄防衛局 TEL098-921-8131 FAX 098-921-8168
*防衛省03-5366-3111 *内閣官房 03-5253-2111 *外務省03-3580-3311
*沖縄県知事公室 TEL:098-866-2460 FAX:098-869-8979
*東村役場 TEL:0980-43-2201 FAX:0980-43-2457
ゲート内でクレーン車のまわりにいる沖縄防衛局員。MV22オスプレイ配備反対の県民大会に向けて、全県的な取り組みが進められるなか、沖縄防衛局の工事強行は、まさに県民への挑戦以外の何ものでもない。抗議する住民・支援者に、いつも以上に挑発的に作業を進めていた。
沖縄の空をオスプレイが飛んでいるのは、お父さんが頑張ったからだよ。
沖縄防衛局員たちは自分の子どもに、胸を張ってそう言えるのだろうか。仕事だから…、と自己合理化してすまされることではない。離着陸帯が完成し、オスプレイが配備されれば、高江区の住民をはじめ県民は何十年もオスプレイの騒音と事故の危険に脅かされるのだ。
ダンプ1台分の砂利は搬入されたが、もう1台は住民・支援者の座り込み行動によって、搬入することはできなかった。4時半頃、ダンプカーは去ったが、明日以降も工事は進められそうだ。時間の都合のつく方は、ぜひ高江まで足を運んで、抗議行動に参加してください。
作業終了後、歌、サンシンで華やかしてから、ガンバローで締めた。
生々しい映像もぜひ。
http://www.ustream.tv/channel/iwj-okinawa4/videos