27日(火)はキャンプ・シュワブのゲート前に行き、この日2回目の座り込み抗議行動に参加した。約60名が座り込むゲート前に、パトカーに先導されて石材を積んだダンプカーがやってきた。毎度目にする光景だが、米軍基地建設のために奉仕する県警の姿をよく表している。
そして、この市民に襲い掛かる機動隊と私服刑事の姿だ。国家権力の末端で市民を弾圧し、米軍のために奉仕する。県知事選挙で示された沖縄の民意が、こうやって日々踏みにじられている。
自分の仕事や家のことなど、やらなければならないことが多くて、ゲート前になかなか行けていないが、粘り強く行動し続ける人たちの姿に励まされる。
週に1度でも月に1度でも、仕事と時間の都合をつけて、多くの人がゲート前に足を運んでほしい。現に工事が進んでいるとき、まずはそれを止める、遅らせる行動が何よりも大切だ。
砂利や栗石のほかに、ブルーシートに包まれた資材が2台分入った。そのうちの1台は船の舳(へさき)が見えたので、作業和船が運び込まれたようだ。
排気ガスのひどいダンプカーが目立った。海を破壊するだけでなく、大量の工事車両の通行によって大気汚染ももたらしている。
2回目の資材搬入の前に、豊原の高台から辺野古側の護岸の様子などを見た。この日は警戒船が出ていなくて、海上での作業は見られなかった。
最初に土砂投入が予定されている②-1工区のN3護岸近くの海岸で、文化財の発掘調査と思われる作業が行われていた。調査が終われば、工事会社に現場が引き渡される。土砂投入に向けての動きとともに、文化財調査の動向にも注目したい。
午後2時前に瀬嵩の森の上から大浦湾の様子を見た。大浦湾も警戒船の姿はなかった。クレーン付き台船や作業和船などの動きもなく、海上作業は行われていなかった。海保のゴムボートも浮桟橋になく、陸揚げされていた。
K9護岸につながる仮設道路の修復が行われていて、根固め用袋材を下ろす作業などが行われていた。ゲートから入ってきたらしいダンプカーが止まっていて、ここにも砂利などが運ばれているようだ。
米軍のレジャービーチには、台風対策で長島付近から外してきたオイルフェンスやフロートが並べられていた。
午後3時頃、3回目の資材搬入は豊原の海岸から、工事車両がどこに行くかを確認した。この回のダンプカーは見えている限りで、生コンプラントに来ていた。