Quantcast
Channel: 海鳴りの島から
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2939

穏やかな海でカヌー練習と護岸、仮設道路の状況確認

$
0
0

 23日(火)はよく晴れて波も穏やかで、カヌーの練習には最適の日だった。カヌー7艇に不屈が伴走し、辺野古岬から大浦湾に出て、K9護岸まで往復した。

 K4護岸は近くから見ると、天端(上面)に設置されたコンクリートブロックの乱れが目立つ。相次いだ台風の高波によるもので、敷き詰めてあった砕石が流されて、陥没しているところがあるのだろう。護岸は未完成であり、いずれやり直さなければならないはずだ。

 K3護岸とK4護岸の接合部の角は、前を覆っていた根固め用袋材が崩れ落ち、被覆ブロックの下を覗くことができる。

 辺野古岬近くの大浦湾側では、ブルーシートで覆われた付近で、作業員が5~6人出ているのが見えた。どのような作業を行っていたかは確認できなかった。

 沖縄県の埋め立て承認撤回により、フロートやオイルフェンスが撤去されているので、これまで近づくことができなかった大浦湾側の仮設道路を近くから確認できる。どのあたりまで伸びているかや高さなど、よく分かった。

 キャンプ・シュワブ内に保管されているオイルフェンスやフロートの様子。工事が再開されれば、まずこれらが辺野古の海、大浦湾に再設置される。それに対して阻止・抗議行動を取り組まなければならない。その準備をいまから始めている。

 米軍のリゾートビーチでは、小銃を手にした海兵隊員が訓練を行っていた。それを見ながらK9護岸まで漕いだ。埋め立て用土砂を積んだ台船が接岸する場所であり、これからの抗議行動の中心となるかもしれない。様子を確認して引き返した。

 途中、辺野古岬付近で小休止をとって松田ぬ浜に戻った。フロートやオイルフェンスがない海を自由に漕げる機会を生かして、多くの人にカヌー練習に参加してほしい。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2939

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>