7月30日午前中の辺野古側各護岸の様子。K1~N3にいたる各護岸の上に重機類や作業員の姿はなく、護岸周辺のオイルフェンスも撤去されたままとなっている。
仮設道路のショベルカーやクレーン車も片付けられたままとなっている。
一方で、土砂投入が予定されている辺野古岬側の工区では、海岸付近に今日も十数名の作業員が出ているのが確認できた。この3日間は重機は使わず、削り取った赤土部分で細かい作業を行っているようだ。
沖縄県は明日31日にも埋め立て承認の取り消しを行なう、と報道されている。撤回がなされれば工事を行うことはできない。日本政府はこれ以上工事を強行することなく、撤回を真摯に受け止めて辺野古新基地県瀬悦を断念すべきだ。早急に原状回復措置をとって、護岸の撤去に着手しなければならない。
瀬嵩側からK9護岸と大浦湾の様子を見ると、護岸やその周辺に作業船の姿はない。昨日、羽地内海から第二十八旭丸が出て行ったが、大浦湾には姿を見せていない。漁民の警戒船や民間警備会社の船はいつも通り出ていた。
辺野古岬付近の作業ヤードや仮設道路でも動きはなかった。辺野古の海、大浦湾の破壊をこれ以上許さず、ジュゴンが戻って来られる静かな環境を取り戻したい。