24日(木)は午前中がカヌー12艇、午後は9艇で抗議船2隻とともに海上行動と行った。K4護岸では今日も3か所で工事が行われており、松田ぬ浜側では石灰粉を上げながら捨て石の投下が行われていた。今日の抗議はこの場所を中心に行った。
大型のオイルフェンスにまたがりカヌーを入れようとすると、すぐに海保のゴムボートが接近してカヌーを押さえ込む。不安定なオイルフェンスにまたがったり、立ったりしてカヌーを入れるのは見た目以上に難しい。ましてや海保が圧力をかけるのでよりいっそ難しくなるが、条件が厳しくなればなったで工夫して打開するしかない。
ここまで徹底してやればあきらめるだろう、というのが海保の狙いだろうが、目の前で工事が進んでいるのに屈するわけにはいかない。こういう条件で抗議するには、カヌーの数が1艇でも多い方がいい。平日の昼間の行動は時間のやりくりも大変だが、ぜひ初心者練習に積極的に取り組んでほしい。
K4護岸の真ん中の工事現場では、被覆ブロックの設置が行われていた。辺野古岬側では汚濁防止膜を先の方に移動する作業が進められているようだった。カヌーの数に限りがあるので、残念ながら午前中、ここまで抗議を広げることはできなかった。
今週は所用が多くて海上行動は久しぶりだったが、この日も午前中で切り上げざるを得なかった。辺野古の集落では、梅雨入りしたとは思えない青空にホウオウボクの緑と赤が映えていた。