24日(火)は明日の海上座り込みを前に多くのカヌーメンバーが集まってのだが、強風のために海上行動は中止となった。そのため、キャンプ・シュワブのゲート前で行なわれている6日間連続の500人大行動に参加した。
昨日23日は700人ほどの市民がゲート前に集まり、資材搬入車両を5時間ほど阻止したとのこと。市民が解散してから2回目の搬入があったが、それでもいつもより搬入は大幅に減っている。この日も午前9時前には300名ほどの市民がゲート前に座り込み、気勢を上げていた。
機動隊もいつもより大幅に増員しており、ゲート前にバスを置いて市民が座れる範囲を狭めた上で、午前9時15分頃から強制排除を開始した。市民の必死の抵抗が続いたが、1時間20分程かけてゲート前が開いた。
その後資材を積んだ車両がゲートを出入りしたが、沖縄県警・機動隊は車道に並べた機動隊のバスを壁に使い、鉄柵で檻を作って排除した市民を歩道に閉じ込めた。最初に排除された市民は3時間近くも閉じ込められた。蒸し暑いなか排気ガスを吸わされ、気分が悪くなる市民も出た。
https://www.youtube.com/watch?v=FQPVmyakYAY&feature=youtu.be
トイレにも行くことができず、長時間も閉じ込める機動隊に市民の怒りが高じ、押し合いになる場面もあった。こういう長時間の不当拘束、人権侵害は許されない。
沖縄県警が市民を弾圧している様子を、米軍に雇われた警備員が基地の中で笑いながら眺めていた。ウチナンチューの面汚しとしか言えない。
午後1時過ぎに松田ぬ浜からK3護岸とK4護岸の様子を見に行くと、両護岸とも捨て石の投下が行われていた。写真はK3護岸の様子だが、25日は昨年の同日にK9護岸の工事が始まってから1年の節目だ。ゲート前の大行動と連帯しながら、海上でも集会と抗議を盛り上げていきたい。