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Channel: 海鳴りの島から
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冷たい雨の中、ゲート前での座り込み抗議行動と違法トラック。

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 17日(火)は朝から1日中雨が降り続き、海上行動は中止となった。カヌーメンバーはそれぞれキャンプ・シュワブのゲート前や本部の塩川港に行き、資材の搬入や積み込みに対する抗議行動に参加した。

https://www.youtube.com/watch?v=hIMWTbbGUW8&feature=youtu.be

https://www.youtube.com/watch?v=XTtykSWb474&feature=youtu.be

 冷たい雨の中、今日も3回の資材搬入が行われ、その都度、ゲート前に座り込んで抗議する市民を沖縄県警・機動隊が強制排除した。岩礁破砕許可が切れて2年になる、違法工事をやめろ!という声が市民から飛んだ。

 トランプ大統領との会談に向け、安倍首相が訪米している。米国に追随し、媚びるしか能がない安倍首相にとって、辺野古新基地は米国の歓心を買うための貢ぎ物なのだろう。沖縄県民の苦しみなど、安倍首相にとっては関心の的ですらない。

 それにしても、福田淳一・財務省事務次官の女性記者へのセクハラ発言や幹部自衛官が民進党議員を「国民の敵」と罵倒した問題など、安倍政権下で噴出する問題の数々を見ていると、安倍首相の指導力の無さが露わになっている。官僚にしても自衛官にしても、タガが緩んで市民をなめている。

 明らかに過積載のダンプカーが砕石を積んでゲートに入っていった。沖縄県警も防衛局も見て見ぬふりだ。海を破壊し、道路を破壊し、法律すら破壊して、護岸工事用の砕石搬入が強行されている。

 こんな差し枠をつけていても、沖縄県警は注意すらしない。違法な改造車両がまかり通り、新基地建設の資材搬入を行っている。沖縄総合事務局の職員もいるのだが、辺野古では何でもありか。

 ゲートを出入りする工事車両の排気ガスもひどい。のべ三百数十台が往復するのだから大気汚染も深刻だ。

 来週は連日、ゲート前で500人規模の阻止行動が予定されているが、その前にもぜひ座り込みに参加してほしい。多くの人が集まれば、沖縄県警・機動隊も簡単には市民を強制排除できない。資材を搬入できなければ、工事を進めることもできないのだ。

 辺野古の現場まで足を運んで、体を張って工事を止めようとする市民がいなければ、この工事を止めることはできない。今の国会、行政、司法の状況を見れば、翁長知事が埋め立て承認を撤回しても、それで終わりとはならないだろう。そのうえでゲート前と海の抗議行動を盛り上げるために、多くの人が奮闘している。

 午前11時過ぎに辺野古漁港の堤防から、K3・K4護岸の工事の様子を見た。両護岸とも捨て石の投下が行われていた。旧暦3月の大潮で海の抗議行動にはうってつけだったが、雨でカヌーや船が出せなかったのは残念だった。

 


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