10日(土)はゲート前の座り込みがなかったので、お昼前と午後2時半頃、辺野古漁港の防波堤からK2護岸とK4護岸、仮設道路の工事の様子を見た。手前にあるK2護岸では被覆ブロックの設置が行われていた。
奥の方に見えるK4護岸では、捨て石を投下して漁港側に伸ばす作業が進められていた。
海岸沿いに建設が進められている仮設道路では、N5護岸側で根固め用袋材を設置していた。
辺野古弾薬庫近くの歩道から大浦湾を見ると、スパッド台船が2か所に設置され、掘削棒が降りて海底ボーリング調査を行っていた。
カヌーチームはこの日、抗議船に乗ってK4護岸とK9護岸に行き、捨て石の投下や石材の搬入に抗議したとのこと。
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漁港の防波堤にウミピヨシ(イソヒヨドリ)が止まっていた。鳥にも心があるなら、かけがえのない海を破壊している人間の愚かさを嘆いているだろう。
伊計島に落下したMV22オスプレイの部品は、右側エンジンの空気取り入れ口の一部で、重さ13キロという。人に直撃していたら、死亡事故につながっていた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180210-00207792-okinawat-oki
米軍は8日に部品落下を確認していたにもかかわらず、日本側に通報していなかった。もし、部品が海岸に漂着せず、住民が発見していなかったら、隠蔽されていた可能性がある。沖縄県民の命や生活を米軍がどれだけ軽んじているかがよく分かる。
こんな米軍のために数千億円の予算を使い、新しい基地を造ってやろうというのだ。どこまで米軍のために奉仕しようというのか。危険な米軍基地は沖縄に押しつけておけ。それが安倍政権の本音だ。愚劣な政権によって、いつ沖縄県民から犠牲が出てもおかしくない状況となっている。
県内の各自治体で米軍基地容認の首長が増えれば、米軍はますます増長する。そのとばっちりを受けるのは住民だ。北朝鮮や中国よりも、沖縄県民の命を脅かしているのは米軍なのだ。