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Channel: 海鳴りの島から
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ゲート前座り込み行動の意義。

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 8日はキャンプ・シュワーブのゲート前に行き、座り込海抗議行動に参加した。この日は午前と午後に1回ずつ資材搬入があった。お昼ごろの搬入はなかった。

 座り込んでも機動隊に強制排除され、資材を積んだトラックが基地内に入っていく。結果として阻止できてないではないか、と思う人もいるだろう。だが、ゲート前の座り込みによって資材搬入は大きな制約を受けている。

 現状は沖縄県警の車両で工事用ゲートにバリケードを作っているようなもので、いつでも自由に工事車両が出入りできる状態になっていない。座り込む市民を強制排除し、一度にまとめて車両を入れるためゲート前の国道では渋滞が発生する。それを考慮すれば、車両の数を制限せざるを得ないのだ。

 今はまだ護岸工事や仮設道路工事の段階だが、本格的な埋め立て工事には、これまで以上の資材が必要となる。海上搬送にしてもK9護岸だけではとても足りないはずだ。2月、3月の年度末で、基地内に入る工事車両は多いが、埋め立て以外の工事も行われている。ゲート前の座り込みが粘り強く続けられていることは、沖縄防衛局にとって大きな打撃となっているのだ。

 ミキサー車やダンプカーが列をなし、渋滞を発生させて一般車両に迷惑をかけている。荷台を見れば、過積載車両が何台もある。これらの石材が日々、辺野古の海を破戒し、そこに生きる生物を殺し続けている。 

 選挙でも訴えたが、私たちが名護の子どもたちに残さなければならないのは軍事基地ではない。名護の豊かな自然であり、辺野古の海である。名護市長選挙の結果は米軍の訓練にも影響を及ぼすだろう。「辺野古のへの字も言わない」という手法は、市長になったら通用しない。渡具知新市長は、市民生活の安全をまもるために、基地問題と対峙しなければならない。

 名護市民は新たな市長に対し、選挙で語ることを回避した問題について問いただす権利がある。市長は市民に説明責任を負っている。辺野古新基地建設をはじめ名護市が抱える問題について、これからどんどん新市長に質問していきたい。

 この日は基地内の工事現場で発生した赤土の搬出も行われていて、排気ガスをまき散らし、山盛りになった土を運んでいった。

 午後2時20分頃、K2護岸とK4護岸の工事の様子を見に行った。両護岸ともに捨て石の投下が行われていて、カヌーチームと船団がK2護岸で抗議行動を行っていた。ゲート前と同じく、海の行動にもぜひ参加してほしい。カヌーの初心者練習は毎日行っているので、下のサイトを参考にしてほしい。

https://henokoblue.wixsite.com/henokoblue

 


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