１月３０日は午前中、抗議船に乗って海に出た。Ｋ４護岸、Ｋ２護岸ともに海保に守られ、被覆ブロックの設置作業が行われていた。Ｋ２護岸は捨て石部分が５０メートルほど伸びている。トレーラー車に被覆ブロックを載せてきては、松田ぬ浜側の側面に積み重ねていた。
カヌーチームはＫ２護岸の工事に対して抗議を続けた。大型のオイルフェンスを越えるのは簡単ではない。海に浮いていて不安定なオイルフェンスの上によく立てるな、と感心する。ただ、海保が密着して妨害するので、海に降りた瞬間に飛び込んだ海保に拘束されてしまう。海保のゴムボートを上回るカヌーがいないと、先に進むのは難しい。
https://www.youtube.com/watch?v=ZKpPeIUNUSs&feature=youtu.be
極めて困難な状況だが、それでも海保のゴムボートの間を抜けて、工事現場に接近するメンバーもいる。以前のように３０分以上止めることはなかなかできないが、護岸が伸びるのを少しでも遅らせようと、みんな懸命に頑張っている。
カヌーから海に飛び込んで泳ぐメンバーもいれば、海保に拘束されてもプラカードを掲げて抗議を続けるメンバーもいる。沖縄とはいえ冬の海は、濡れて風にさらされると寒くてたまらない。名護市長選挙のさなかにも、海でもゲート前でも新基地建設に抵抗する市民の行動が続けられている。
午後は名護市長選挙と市議補欠選挙の応援を行った。これから先、辺野古新基地建設を阻止するためには、稲嶺ススムさんとアシトミ浩さんを何としても当選させないといけない。
今日も翁長知事は名護に来て街宣車で市内を回っていた。名護市長選挙の結果が、県知事選挙に決定的な影響を与えるからだ。
ナグンチュの皆さん、ヤンバルンチュの皆さん、なまさんねーいちすーが。負きりねーから、でーじなんどー。名護、ヤンバルぬ将来ぬ懸かとぅんどー。ぬちかじり、ちばらんねーならんしが。