5日は朝から雨が降り海上行動は中止となったので、ゲート前に行き2018年最初の座り込み行動に参加した。ゲート前には20人ほどが座り込んでいて、あいさつが続いたあとシュプレヒコールで気勢を上げた。
いつもなら資材搬入が始まる午前9時を過ぎても動きがなかったので、メインゲートで新基地建設反対の声を上げてからテントに移動し待機した。
メインゲートでは米軍車両に対する抗議も行われた。荷台に米兵を乗せた大型トラックの前で20分ほど抗議が続いた。米軍が好き勝手に訓練できない状況をつくり出すこと。それがなければ米軍も米政府も沖縄の基地に対する住民の反発をまじめに受け止めはしない。
海は波風が強く荒れていた。午前10時20分頃、辺野古沿岸部の様子を見に行くと、K1護岸は年末から同じようにクレーン車がブームを倒したままで、作業員の姿は見られなかった。
鉄塔前の仮設道路では、2か所のクレーン車がブームを立てていたが、作業の動きはなかった。
N5護岸ではクレーン車が姿を見せ、作業和船で先端部に置いた汚濁防止膜を張り直す作業をしようとした。しかし、護岸に飛沫が上がるほど波風が強く、クレーン車で作業和船を吊り上げて護岸に置くと、途中で作業をやめ引き揚げていった。
午前11時半頃、改めて辺野古沿岸部の様子を見に行った。K1護岸、仮設道路、N5護岸の3か所とも作業は行われていなかった。海保のゴムボートが3隻見えたが保安官の姿はなく、警戒船もすべて引きあげていた。
この日は午前中、辺野古沿岸部での作業は進められず、ゲートからの資材搬入もなかった。