19日(火)は雲が空を覆い、時折小雨が降る不安定な天気だったので、カヌーによる抗議行動は中止となった。カヌーチームは抗議船2隻に分乗し、K1護岸からK9護岸まで各工事現場の状況を確認した。K1護岸工事の現場では、今日も捨て石の投下作業が行われていた。
K1護岸とN5護岸を結ぶ仮設道路の工事現場では午前9時半頃、トレーラーに積んだフレコンバッグを下ろしていた。その後は根固め用袋材を設置し、仮設道路を伸ばす作業が行われている。
N5護岸の工事現場でも捨て石の投下作業が進められていた。辺野古岬の作業ヤードに近いので、石材を積んだダンプカーが次々とやってきて、クレーンで海に落としている。
辺野古岬近くの作業ヤードに林立するクレーンを見ると、工事が急ピッチで進められているのがよく分かる。この現実を直視しないといけない。初期の段階なら阻止できる工事も、進行すればするほど阻止するのは難しくなる。今行動せず、あとから後悔しても遅いのだ。
長島の近くではクレーン付き台船が停泊していたが、掘削用のガイドパイプとは船体が離れていて、海底ボーリング調査は行われていなかった。大浦湾に出ると波が荒くなり、リーフ近くでは抗議船も大きく揺れた。
瀬嵩側のK9護岸まで行くと、第二駿河と書かれた船が護岸の先端部で作業を行っていた。クレーンで吊ったものを海に設置していたが、海面に出た部分が錨の上部に見えた。石材を積んだ台船をつなぐ錨を設置していたのかもしれない。
先週末に本部町の塩川港から運んできた石材を積み替えた台船は、K9護岸から離れた場所に停泊していた。石材はまだ半分ほどが残っているのが確認できた。
船から降りたあと、名護市長選挙に向けて地域にチラシ配布を行った。車で移動するときゲート前を通ると、資材搬入が行われていた。アルソックの警備員が交通規制し、工事車両をゲートに入れているが、数十台から百台を超す工事車両が出入りするので渋滞が発生する。
普天間第二小学校の校庭に窓枠を落下させた米軍のCH53Eヘリコプターが飛行を再開した。事故の原因が人的なものなら問題がないかのようだ。県民の安全を無視して訓練を優先する米軍の横暴さが剥き出しになっている。こういう米軍のために新しい基地を造ってやるため、毎日こういう渋滞が発生している。
日本政府や新基地建設の工事やみれー、ぷりむんたーや。まやーんわじとぅんどーやー。よーみ入んだりどーやー、しぐ。