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Channel: 海鳴りの島から
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海上・沿岸部の台風対策と陸上部の作業

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 12日は台風18号の影響で波が高くなる予報が出ていたので、カヌーによる海上行動は行われなかった。波がまだ穏やかな午前の早い時間に、ぶるーの船1隻を出して様子を見に行った。

 海上では前日から続いて台風対策が進められていた。大浦湾からはクレーン付き台船がすべて出て行き、安全な場所に避難していた。米軍のレジャービーチには取り外されたオイルフェンスが並べられていた。

 辺野古岬と長島の間のフロートも、前日のうちに緑の網が取り外され、今日はフロートをタグボートや作業和船で運び、撤去作業が進められていた。

 キャンプ・シュワブの映画館前では、仮設道路の工事は行われておらず、オイル・フェンスやフロートの撤去作業が行われていた。 

 髑髏の絵がある浜でも仮設道路の工事は行われておらず、オイルフェンスの撤去作業が行われていた。その最中にも米軍は、浜では水陸両用車が、空ではCH53E大型輸送ヘリが訓練を行っていた。傍若無人とは米軍のためにある言葉だ。

 海上や沿岸部では台風対策が進められ、仮設道路の工事も行われていなかったが、キャンプ・シュワブ陸上部の作業ヤードでは、いつも通りの整地作業が行なわれ、ゲートから入ってきたダンプカーが石材を下ろしていた。

 写真を見ればわかるように辺野古岬付近の作業ヤードには、石材の山が複数ある。これが仮設道路や護岸工事の材料となる。ゲートから搬入される石材や工事用の資材、重機などを止めることが新基地建設工事を遅らせ、頓挫させる大きな力となる。

 言うは易し、行うは難しだが、人が多く集まればこの工事は止められる。台風で撤去されたフロートを再設置される時、カヌーによる抗議行動に力を入れたい。台風情報を見ながらぜひご参加を!


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