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Channel: 海鳴りの島から
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台風対策と仮設道路へのH鋼設置

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 週明けの11日は朝、カヌー15艇で松田ぬ浜を出発した。キャンプ・シュワブの映画館前に行くと、新たな作業の展開はなく、仮設道路に出してあった土木シートを片付けたり、浜に設置した塩ビパイプの撤去作業が行われていた。台風18号が接近しているため、その対策のようだ。

 辺野古岬の方に様子を見に行くと、長島の間に張られたフロートに取り付けていたグリーンネットをはずしていた。

 長島の近くに設置されていた汚濁防止膜をタグボートで引っ張って片付ける作業も進められ、米軍のレジャービーチ前ではクレーン付き台船にオイルフェンス(か汚濁防止膜)を載せる作業が行われていた。

 スパッド台船もタグボートに引かれて移動し、解体されてクレーン付き台船に載せられた。台船はその後大浦湾を出て避難していった。大浦湾ではフロートの撤去作業も進められ、台風対策のために作業和船が忙しく動いていた。

 映画館横の作業ヤードの前では潜水調査が行われていた。作業ヤードには連日ゲートから入ってくるダンプカーが運び込む石材が山積みになっている。

 北勝建設の作業員が軽トラックの荷台に乗って移動していた。米軍基地内ならこういうことも許されるのだろうか。沖縄防衛局のいい加減さが表れている。

 髑髏の絵がある浜の前では仮設道路の工事が進められ、コンクリートブロックの上にH鋼を設置する作業が行われていた。台風の高波によって並べたコンクリートブロックがずれる可能性もある。作業員からすれば早くH鋼でブロックを固定したいだろう。

 今度の台風は台湾方向に向かうようだが、それでも辺野古の海は影響を受け、沿岸部の工事に遅れが生じる。辺野古新基地建設工事は簡単ではない。それに加えて市民の努力があれば、不法不当な工事を止めることができる。海とゲート前で頑張りましょう。

 


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