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5日は朝、カヌー13艇で松田ぬ浜を出発した。長崎(辺野古岬)方向にしばらく漕ぐと、キャンプ・シュワーブの砂浜に緑のネットで囲った場所が二か所並んであった。グンバイヒルガオが茂るあたりで、海亀が産卵したのかもしれない。この海域では海亀の姿をよく見かけ、沖縄防衛局の調査でも過去に産卵が確認されている。本来、大切に守るべき砂浜なのだ。
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この日は午前・午後と辺野古側の「取り付け道路」(実質的な工事用仮設道路)の工事現場近くで監視・抗議行動が続けられた。
午前中、捨て石の投下などの作業は見られず、作業員は海岸沿いの道路で巻き尺を使い距離を測っているくらいで静かな状態が続いた。暑さが厳しく、時おり海に入って体を冷やしたりしながら、監視行動を続けた。
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途中、K9護岸の様子を見に行ったのだが、辺野古側海域では連日、潜水による環境調査が行われている。
長島近くのクレーン付き台船では、海底ボーリング調査が行われていた。また、瀬嵩側に設置されていたスパッド台船が、タグボートに曳航されて辺野古岬方向に移動していた。3年前の夏、辺野古側の浅い海域で海底ボーリング調査の抗議・阻止行動が取り組まれたが、いったいいつまで続くのやら。
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K9護岸では先端部に布団籠(根固め用袋材)が置かれていた。前日に同作業が行われたようだが、これでは新たな捨て石を投下することはできない。7月に入って台風シーズンを迎え、捨て石のまわりを保護しなければならないので、いったんは進行を止めるようだ。
護岸の根元部分から半分ほどまで消波ブロックが、外洋に面した側に置かれている。自然の力は計り知れない。大型台風が来襲すれば、被覆ブロックのかわりに布団かごを置いただけでは持たないはずだ。無理に進めた工事故に中断せざるを得なくなっている。しばらくは消波ブロックの設置など、ここまで造った100メートルほどの護岸を守ることに力を入れるのだろう。
それでも、こういう護岸を作ったことで潮の流れが変わり、周辺の環境に悪影響を与えるのは間違いない。海底の生物も生き埋めにされ、圧殺された。日本政府・沖縄防衛局による違法行がもたらした大浦湾の破壊を許してはならない。
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午後から辺野古側の「取り付け道路」の工事現場では、作業員が海岸に下りてオイルフェンスを片付けると、代わりに黄色いフロートの汚濁防止膜を設置する作業が行われた。K9護岸の先端部に設置されているのと同じ物である。
今日は水曜行動日で、そのために資材搬入が遅れ、午前中は黄色いフロートの汚濁防止膜が入ってくるのを待っていたのかもしれない。そうであるならゲート前の座り込みによって、「取り付け道路」の工事が午前中は止まったことになる。ゲート前に多くの人が集まれば、簡単に工事は進まなくなるのだ。
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雷雲が迫ってきたため、午後3時20分頃に監視・抗議行動を切り上げ、松田ぬ浜に戻った。
稲田防衛大が、普天間基地は返還条件が未達成なら返還されない、と発言している。返還される当てもないのに、巨額の税金を使い、対立と怒り、憎しみを生み出しながら、安倍政権は辺野古新基地建設を強行している。
辺野古利権に群がる政治家・官僚・ゼネコン・地域ボスなどの基地マフィアは、笑いが止まらないだろう。しかし、こういう愚劣な強権行使が沖縄にもたらす歪みと苦しみ、傷はどれだけ深いか。自然も人の心、関係も破壊されれば元には戻らないのだ。