２１日は雷注意報が出て天気が不安定だということで、カヌーの行動は中止となった。船に乗ってＫ９護岸の様子を見に行ったが、捨て石部分の長さや高さなどを測量し、鉄板を敷く作業が行われていた。このあと法面に根固め用袋材が置かれ、クレーン車が前に移動していく。だいたい１０メートル単位でこのような作業が行われているように見える。
瀬嵩側で海底ボーリング調査を行っていたスパッド台船が、移動の準備をしていた。海上作業ヤードのケーソンが設置される付近で、クレーン付き台船と合わせてこの一帯でのボーリング調査が続いている。
この日はカーチーベー（夏至南風）が吹いていた。明日からは晴れの日が続くようなので梅雨は明けたのだろう。先週から今週にかけてカヌーの行動ができなかったが、明日以降はいつも通りの行動ができるだろう。暑さ対策に気をつけて、多くのメンバーに参加してほしい。
https://www.youtube.com/watch?v=IcRH0EVyHsE&feature=youtu.be
水曜日で１００以上の人が座り込んでいたが、機動隊も部隊を増員して午後１時頃から強制排除を開始し、１回目の資材搬入を行った。
捨て石用の石材を積んだダンプカーが２６台、ゲート内に入っていった。水曜日は大行動日と位置付けられているが、参加者が２００名を切ると沖縄防衛局と県警は資材搬入を強行してくる。これまで止めていた水曜日が入られるようになったのは、運動が後退している証左であり、ゲート前行動の中心となっている各団体はこの現実を反省すべきだ。
この日はダンプカーに抗議していた女性が１人、道路交通法違反で逮捕された。車列に対し１番前で抗議していたので、狙い撃ちにされたのだろう。高江でも辺野古でも頑張ってきた人であり、警察権力の弾圧にも強い意思で立ち向かうと思うが、不当逮捕を強く糾弾する。