29日はカヌー10艇で瀬嵩の浜を出発した。辺野古弾薬庫下で抗議船2隻と合流し、K9護岸の様子を見た。この日はユッカヌヒー(旧暦5月4日)で各地でハーリーが行われる。ウミンチュ(海人)が乗っている警戒船はほとんど海に出ておらず、そのせいかK9護岸の工事も行われていなかった。
この日は午前中、雨の予報だったが、少しぱらついた程度だった。満潮でけっこう波があり、岩場に飛沫が上がるなか、カヌー3艇がフロートを越えて中に入った。K9護岸の近くまで行って様子を確認しようとしたが、海保の規制があって近寄れなかった。作業がなかったので拘束はされなかった。
捨て石の先端部と奥のフロートとの間は、10メートルほどではないかと思う。海上作業は無くても、ゲートから資材の搬入は行われている。作業ヤードに蓄積された石材が明日以降投下されるだろう。破壊される海底には海草が茂り、魚やカニ、ナマコなど多くの生物が棲む。辺野古の海、大浦湾を守りましょう。