27日は土曜日で午前11時からキャンプ・シュワーブのゲート前で「辺野古新基地建設阻止!K9護岸工事を止めろ!環境破壊を許さない県民集会」が開かれたので参加した。主催者発表で2000人が集まり、k9護岸工事を強行し続ける安倍政権に怒りの声をあげた。
この日も辺野古弾薬庫下の小浜ではK9護岸工事が進められている。カヌーは13艇が出て抗議をしたようだ。日本政府・沖縄防衛局は基地内が治外法権状態にあるのをいいことに、サンゴの分布状況などの実態を隠し、石材の洗浄もろくに行わないまま小浜と周辺海域の破壊を続けている。琉球朝日放送のリポートがその実態を伝えている。
http://www.qab.co.jp/news/2017052590882.html
あなたが住む近くの砂浜に300メートルを超す護岸が沖に伸びて建設されたらどうなるか、想像してほしい。埋め立ての初期段階と言っても、これだけの護岸が造られたら潮の流れが変わり、周囲の海岸や海域に大きな影響を与える。何よりも捨て石が投下される海底の生物は、押し潰されて殺されてしまう。
それは県民の生活の向上には何もつながらない米軍基地建設のための破壊なのだ。翁長知事が埋め立て承認の撤回をいつやるかも分からない現時点で、K9護岸工事を止めるにはゲート前と海に多くの市民が集まり、効果的な阻止・抗議行動を展開するしかない。言うは易く、行うのは難しいことだが、現実は容赦ない。
土曜日に比べて平日集まるのは条件が厳しい。しかし、週に一度、月に一度でも、あるいは短い時間でも、入れ代わり立ち代わり人が集まれば、工事を遅らせ、止める力になる。頑張りましょう!