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Channel: 海鳴りの島から
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寒風のなか海に出るも作業はなし。

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 11日は朝、カヌー8艇で松田ぬ浜を出発した。辺野古岬を越えて長島との間のフロートまで行き様子を見た。沖縄も寒さが厳しく、強い北風が吹いて体が冷える。祝日で気象条件も悪いのでこの日は海上作業は行われなかった。ポセイドン1はいつもの停泊位置にあり、2隻のクレーン付き台船のクレーンも降りたままだった。

 作業和船も出ていなくて、ゲート前から海上作業員の車が今日は来ていない、との連絡があった。明日(日曜日)に作業日をずらしたのかもしれないが、明日は旧暦の1月16日だ。ぐそーの正月で沖縄では墓掃除をして酒や線香をあげる。宮古ではご馳走を用意して沖縄のシーミーのようだった。ヤマトゥの企業には沖縄の行事など関係ないかもしれないが、海を破壊する者たちはそのうち沖縄の祖霊からやまされるだろう。

 大浦湾は白波が立ち、風が一段と強くなったので、午前10時過ぎに引きあげた。島影に入ると北風がさえぎられ、カヌーを漕ぐのも楽になるのだが、浜に上がって片付けを終え、帰る頃には体が冷えてきつかった。


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