週明けの２１日は朝から断続的に雨が降る１日だった。赤橋付近では早朝からヘリパッド建設の作業員が乗った車両や、芝生などの資材を積んだ車両への抗議行動が取り組まれた。
まだ夜も明けないうちから北部訓練場メインゲートに砂利を運び込んだ２０トントレーラー車が７台、国場組採石場に戻っていった。高江区民から、安眠妨害という苦情が出ているが、沖縄防衛局はそれを無視して未明の砂利搬入を続けている。ヘリパッドの年内完成のためなら住民生活の破壊も平然と行っている。
来年２月末という工期を２カ月も前倒しされれば、建設業者も無理をしないといけない。何が何でも反対派を抑え込め、と機動隊の弾圧も激しくなる。必然的に安全性も軽視され、工事に関わるすべての人が危険にさらされる。オバマ政権に対する安倍政権の隷従とご奉仕のため、そのしわ寄せはすべて現場におっかぶせられるのだ。そして、地域住民が被害を受ける。
フレコンバッグを積んだ４トントラックなど、作業資材を積んだ車両への抗議がメインゲート近くまで続いた。引き続き、メインゲートとＮ１表ゲートを往復して砂利を運ぶ１０トンダンプカーに対しても路上で抗議が続いが、機動隊に抑え込まれて写真を撮ることはできなかった。
午後５時過ぎに名護署前に行き、不当勾留されている仲間２人への激励行動に参加した。那覇署や豊見城署などほかに４人が不当勾留されているが、高江の反対運動を潰すために大規模な弾圧が行われている。それにひるんでいたら、それこそ警察と安倍政権の思うつぼだ。大胆かつしたたかに頑張りましょう。