https://www.youtube.com/watch?v=1uJQzuzIMA4&feature=youtu.be
14日は午前9時半過ぎから、民間ヘリコプターを使用して宇嘉川の河口部に、米軍歩行訓練道路の資材が搬入された。午前9時15分頃からヘリが現場の下見を行い、その後、発電機やブルーシートで包まれた資材を吊り下げて、宇嘉川河口にある草が刈られた広場に下した。
https://www.youtube.com/watch?v=OfJKfssfDdc&feature=youtu.be
現場では機動隊員や沖縄防衛局員、民間警備員らが待機し、抗議に訪れた市民を排除していた。米軍の運用が始まれば、MV22オスプレイが同じように資材や兵士を降ろす訓練を行うのか、と思わせる作業だった。
近くで見ていた市民によれば、搬入されたフレコンバッグには砂利が詰められ、ブルーシートで覆われたものはコンクリート製の擬木など、階段の建設に使用される資材のようだ。明日以降、ショベルカーなどの重機類もヘリで運ばれると予想される。
現場周辺の海岸は険しい崖と岩場が続き、宇嘉川の河口部は米軍が上陸訓練をできる数少ない場所だ。G地区のヘリパッドを使用して、水陸両用車やゴムボートで上陸した海兵隊員が、航空支援を得て内陸部に展開していく。海・陸・空が三位一体となった訓練場所として、在沖海兵隊に重用されるだろう。
それは北部訓練場が恒久的に使用されることを意味している。老朽化し、使わなくなった基地は無条件で返還するのが当たり前であり、新たなヘリパッドを6機も作って何が「負担軽減」か。