10月も最終日となった。日本政府が年内で4基のヘリパッドを完成させる、と公言しているなか、工事の進行も加速する。抗議する市民への弾圧も強化されるだろうが、それを跳ね返すには1人でも多くの市民が、高江・安波の現場に駆けつけるしかない。
31日は早朝から、通称・赤橋に多くの市民が集まって、G・H地区のヘリパッド建設を進めている業者の車両に抗議行動を行った。G地区では先週、防風ネットの設置が行われ、伐採した木の粉砕作業が進められている。
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地形が平坦なだけに、いったん整地作業が進められると、H地区よりも早く完成することが考えられる。抗議によって作業員が乗った車3台が止められていたが、機動隊が抗議する市民の車を規制し、午前8時前に揚水発電所のゲートに入っていった。
引き続き、砂利を搬送するトレーラー車に対する抗議行動が取り組まれた。砂利を積んだトレーラー車3台とダンプカー1台が午後2時頃まで動けないままとなったが、その間に砂利を積んだダンプカーの車列が北回りで(県道2号線から)N1表ゲートに入り、さらに先週土曜日(29日)にメインゲートに運び込んであった砂利を計100台分、ピストン運行で搬入した。
29・31日の2日分とはいえ、10tダンプカー100台分という大量の砂利がN1表ゲートに搬入された。砂利はN1近くやH地区近くなど4か所のストックヤードに運ばれ、保管されている。4基のヘリパッドの接地帯に使用する砂利を、1日も早く運び終えて市民が手を出せないようにしようとしている。
抗議行動もそれに対応しないといけない。明日から11月だ。ヘリパッド建設を阻止するために力を尽くしましょう。