https://www.youtube.com/watch?v=A2oT1tUaNFQ&feature=youtu.be
6日は市民30人ほどがG地区のヘリパッド建設現場で抗議活動を行った。G地区でも他地区と同時並行でヘリパッド建設作業が進められており、すでに8割方伐採作業が終わっている。ただ、H地区のように隣接する道路がないので、4トンダンプカーで伐採された木を片付けることはできず、建設予定地内に伐採された木が山積みとなっていた。
G地区のヘリパッド建設現場から揚水発電所の敷地に向けて工事用道路が建設されている。市民らは歩いて700メートルほどまで伐採が行われているのを確認したが、途中で沖縄県警の刑事らに止められて先に進めなかった。工事用道路の伐採作業は終わりに近いと思われる。
ただ、路盤整備のための砂利はN1表ゲートから入ったものをH地区経由で4トンダンプカーで運んでこないといけない。工事後は米軍が使用するため抜根作業もあるようで、まだしばらくは作業に時間を要するだろう。ただ、この工事用道路が完成するとG地区のヘリパッド建設が加速する。抗議行動も時機を逸することはできない。
https://www.youtube.com/watch?v=n6OkBQIR2q4&feature=youtu.be
午前8時過ぎに市民がG地区に姿を見せてから、伐採作業は止まっていた。午前9時45分頃、沖縄県警の機動隊がやってきて、バックホーのまわりにいた市民の強制排除を始めた。さらに福岡県警の機動隊も追加され、バックホーによる片付けや木の伐採作業が再開された。
https://www.youtube.com/watch?v=kCqaRkei0cQ&feature=youtu.be
こういう作業を強行させているのが、沖縄防衛局調達部の福島邦彦次長である。抗議している市民だけでなく、機動隊や防衛局員が危ない状況になろうと、お構いなしに現場で作業を進めるよう指揮している。福島次長にけしかけられて作業員たちも無理に作業を進めており、事故につながりかねない状況が生み出されている。
https://www.youtube.com/watch?v=V56-pxMMVoY&feature=youtu.be
H地区とG地区で木が伐採されるのをくり返し見るのはつらいものだ。何十年もかけて大木となった木が、数分で切り倒され音を立てて地面に倒れていく。チエンソーと軋む幹の音を聞き、破壊されていく森の最後の姿を目にしなければならない。
G地区に行く山道は険しい上り下りがあるが、現場に行かなければ作業を止めることはできない。森の破壊は刻一刻と進んでおり、いま参加しなければ伐採作業はもうすぐ終わる。ぜひ多くの市民に参加してほしい。
夕方から、名護署前に行き不当拘束されている仲間の早期解放を求めた。厳しい局面で前面に立つ者に対し、権力は卑劣な手段を使って弾圧を行う。名護署前では一緒に頑張ってきた市民が、午後7時頃まで激励の声を上げた。