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Channel: 海鳴りの島から
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砂利搬入のため長時間の交通規制

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 14日は水曜大行動のため早朝から県道70号線の高江橋やN1ゲート北側で、砂利を積んだダンプカーの車列や作業員が乗った車を警戒する態勢がとられた。メインゲートでしばらく様子を見たあとN1北側に行ったが、砂利ダンプや作業員車の動きを見るためにメインゲートの南側に移動した。

 先週の水曜日は高江橋が市民の車で封鎖されたため、ダンプカーの車列は急きょ北回りのコースに変更した。14日も同じことが予想されたが、案の定、宮城の空き地に集まり始めていた砂利を積んだダンプカーが、2台目まで来て南に引き返していった。

 その後、高江から離れた場所で待機していた福岡県警の機動隊の車列(大型バス4台とワゴン車4台)が南側に移動を始めた。その後には沖縄県警の私服車両が10台ほど続き、間に入って移動した。塩屋湾沿いの静かな集落を物々しい様子で機動隊の車列が走行するのは、それだけで異様な光景であり、住民生活を脅かす。許されることではない。

 福岡県警の機動隊車列は国頭村の国場組採石場に入り、中に待機していた砂利を積んだダンプカー10台やパトカーなどの警備車両と合流した。私服刑事の車両は県道2号線などで牛歩戦術がとられないかを警戒に行った。その後、神奈川県警や沖縄県警の機動隊車列が北上し、N1北側で阻止・抗議行動をとっている市民の強制排除に向かった。

 福岡県警や沖縄県警、神奈川県警などに守られ、砂利を積んだダンプカーの車列が国道58号線を北上し、県道2号線に入っていった。国道58号線では平均20キロ程度で走行し、場所によっては10キロ以下のこともあった。何のことはない、先導するパトカーが牛歩戦術を取っているようなものだ。警察みずからが国道や県道の渋滞を引き起こしているのだ。

 ダンプカーと警察の車列が通過したあとも、国道58号線と県道2号線の出入り口では交通規制が続いた。県道2号線は希少生物の路上事故を防ぐため、もともと制限速度が30キロになっている。そこを砂利を積んだダンプカーや機動隊の大型バスが車列を組んで走行するのだから低速運転になる。普通に走ればすぐに追いつくので、警戒する警察は県道2号線に入ろうとする車両をすべて追い返していた。

 ダンプカーの車列が国場組の採石場を出たのが午前9時23分頃。N1表ゲートに入って砂利を降ろし、国頭村の学びの森入り口を通過したのが午後12時41分頃だった。この間、砂利ダンプが通過するルートの各所で交通規制が行われた。市民の抗議行動があるなしにかかわらず、警察はヘリパッド建設を住民生活よりも優先し、交通規制を行っている。

 14日は民間ヘリコプターを使ったH・G地区への機材搬入が7回行われた。赤土ろ過用のタンクなどが運ばれ、宮城の空き地に用意されていたものは、すべて搬送されたものと思われる。ちなみに今回搬送作業を行ったヘリコプターの機体番号はJA6955でアカギヘリコプターの保有機である。

http://flyteam.jp/registration/JA6955

http://www.akagi-heli.co.jp/

 沖縄の米軍基地建設のためヤマトゥから来た腐り企業にろくなことはあるまい。


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