12日は午前6時前から、N1表ゲート内に運ぶ単管やジョイント、ブルーシートなどを積んだユニック車への抗議行動から始まった。最後は機動隊が出てきて、ユニック車はいったんメインゲートに入っていった。その後、砂利を積んだダンプカーの車列に混じりN1表ゲートに入っていった。
先週も単管を満載したトラックが入っており、N1からH地区に資材を運ぶため単管でモノレールの軌道が作られるというが、その材料かもしれない。
雨が降るなか単管に続き、キャタピラー式のトラックが2台メインゲートに入っていった。ヘリパッド建設用の砂利を運ぶもので、明日以降H・G地区にヘリコプターで運ばれると思われる。民間ヘリだけでなく自衛隊ヘリによる搬入の命令も出ているようなので要注意だ。
https://www.youtube.com/watch?v=wWz3L9Ep7SU
この日も国場組採石場から10tダンプカー10台分の砂利がN1表ゲートに運び込まれた。さらに早朝運ばれようとした単管を積んだトラックがその後に続き、H・G地区にヘリコプターで運ばれる発電機2台と小型ローラー車、白いコンテナ4個が3台のユニック車で運ばれていった。
県道に70号線で車を並べて抗議したが、沖縄県警と警視庁機動隊に強制排除された。警察車両に守られて今日もヘリパッド建設資材を積んだ車列が通っていった。
機材を積んだダンプカーやトラックが通り過ぎた後に、作業員の車両4台がやってきた。作業員はダンプカーの助手席に乗ってN1表から入っており、前の3台は運転手のみで、最後のワゴン車に6名ほどが乗っていた。
何度もくり返すが、ヘリパッド建設を止めるには、作業員と機材が建設現場に入るのを止めるしかない。そのためには入る場所で行動するしかない。問題はどれだけの人がそこに集まって行動するかであり、すべてはそこにかかっている。
https://www.youtube.com/watch?v=5ND2dociQPY&feature=youtu.be
午後2時半頃、伊江島から来た民間ヘリがN1上空に姿を見せた。ヘリはH地区に造られた民間ヘリ用のヘリパッドに着陸すると、機材を吊り下げるロープを装着してN1表ゲート近くの作業ヤード上空に飛んできた。この日は7回も機材が運ばれ1、2回目は発電機を運んでいた。
https://www.youtube.com/watch?v=-Ih8Z9uis8c
この日3回目の輸送は、午前中にN1内に運ばれた小型ローラー車だった。
https://www.youtube.com/watch?v=oKzv4oKuwD0
4~6回目は白いコンテナが運ばれた。先週は1日で5回までだったが、12日は7回にわたりヘリが往復した。この日運んだ機材はすべて午前中にメインゲートからN1表ゲートに運ばれたものである。メインゲートの奥にはまだ赤土ろ過装置があり、さらにキャタピラー式トラックも今日2台入っている。それらも明日13日の午前中にN1表ゲートに運ばれる。
メインゲート内にはヘリ会社のものと思われるならナンバーと三重ナンバーのユニック車がすでに入っている。砂利ダンプの車列に混じってN1表に向かうと思われるので、ぜひ阻止・抗議行動に参加してほしい。空は止められなくても、陸は人が集まれば止められる。
ヘリによるH・G地区への機材搬入が終わったあと、午後4時を過ぎて人が少なくなってから、大型のバックホー2台がN1表ゲートの中に搬入された。N1のヘリパッド建設が本格化する中で、大型バックホーが後期現場に入ることで、作業効率が倍加する。
今日1日でN1表ゲートからどれだけの機材が入ったか、この現実を直視してもらいたい。これを止めなければ工事は容赦なく進む。明日にも自衛隊ヘリが使用されるかのような報道がなされているが、運ばれる機材はN1表ゲートに入っていくのだ。
森の中で琉球山がめの子どもを見かけた。雨が降って行動が活発化しているのだろう。N1、H、Gのヘリパッド建設現場は、世界でも沖縄島北部=山原の森にしか棲んでいない貴重な生物の宝庫なのだ。その破壊を許してはならない。