６日は早朝、Ｎ１に運ぶ砂利採石場の様子を見に行った。１０ｔダンプカーや２０トントレーラーが次々とやってきて砂利を積み込み、高江に向かっていく。採石場の前では毎朝、大宜味村や名護市ほかの住民がプラカードを掲げて抗議している。この日も雨の中、国道５８号線を南進していくダンプカーに声を上げていた。
国頭村やＮ１表ゲートの北側で作業員の車がやってくるのを警戒していたが、この日は北からの動きがなかったので、北部訓練場のメインゲート近くに移動した。この数日、Ｎ１北側のでの抗議行動に警察側も手を焼いたようで、前日までのやり方はできなかったようだ。
水曜大行動を前にして警察の動きがおかしいということで、この日は北部訓練場メインゲートと孝枝橋の間での阻止・抗議行動は行われなかった。抗議車両は人の姿はなく、何の問題はなかったが、警察は県道７０号線を交通規制している。ヘリパッド建設用の砂利を積んだダンプカーが搬入している間は、市民が抗議行動をしているか否かにかかわらず、警察側は県道を封鎖し、規制を行うのだ。
午後、Ｈ、Ｇ地区に搬入する機材と思われるものが並べられている空き地に、トレーラー車２台とクレーン車１台がやってきた。Ｈ、Ｇ地区への搬入を警戒していたが、海側から強風が吹く中、クレーン車で機材を移動して、台風対策を行っているようだった。
午後３時頃、クレーン車が作業を終えて空き地を出ていった。天候が悪く、空き地は海からの強風が吹き、時折雨が降った。へリで機材を運ぶには、気象条件が整わないといけない。トレーラー車でＨ、Ｇ地区に運ぼうとすれば、坂道や細い道で車をふさがれ、立ち往生する羽目に陥るだろう。
新川ダムの近くで不当逮捕された仲間の解放を求め、名護署前で抗議集会が開かれた。名護署構内に何度もなだれ込み、抗議行動をくり返した。Ｎ１表ゲートに入る作業員や砂利を積んだダンプカーへの抗議行動を潰すために仕掛けられたでっち上げ逮捕を許さない。
明日の水曜行動を成功させ、さらに名護署に大勢で押しかけて、仲間の早期解放を勝ち取りましょう！