https://www.youtube.com/watch?v=Tf4mo5bSRPA&feature=youtu.be
１９日も高江で朝を迎えた。森の朝焼けに鳥の声が響く。高江の売店前ではノグチゲラが２羽、虫やガジマルの実をついばんでいた。巣だったばかりの若鳥を親が付き添っているように見えたが、沖縄島北部＝山原の森だけに生息するこの貴重な鳥が棲む森を破壊して、ＭＶ２２オスプレイが使用する着陸帯が建設されようとしている。
住民の生活と森に生きる生物を守るために、多くの人が早朝から高江に駆け付けた。それでも全国から動員されている機動隊と対峙するには、まだまだ人が足りない。平日の昼間に集まるのは容易なことではないが、今日、明日にもＮ１ゲート前の車両の強制排除が始まろうとしている。状況は緊迫している。
選挙でどのような結果が出ようと、沖縄の民意は踏みにじって当たり前、という安倍政権の姿勢は、沖縄県民全体を愚弄するものであり、これに黙っていてはいけない。一人でも多くの県民が現場に駆けつけ、ヤマトゥから来た機動隊の弾圧をはねのけてほしい。
昼間はテントの設営作業を行った。高江に来た人が少しでも暑さをしのげるように、みな汗まみれになりながら作業を行っていた。
https://www.youtube.com/watch?v=3M66l57evK0&feature=youtu.be
https://www.youtube.com/watch?v=lfRQcXfHldU&feature=youtu.be
https://www.youtube.com/watch?v=1Gnfz1BJhnE
福岡県警が新川ダムの入り口付近で検問を始めようとしたのに抗議していたら、警視庁機動隊が助けにやってきた。ヤンバルの小さな集落に、全国から数百人の機動隊が集まって弾圧態勢を敷いている。全国の他の地域でも同じことをやるだろうか。
自分が検問をしているダムの名前も知らず、危険な米軍基地を押しつけておいて「命の安全が大事です」と口にする福岡県警の若い警官隊の姿は、自分たちがやっていることの問題を自覚しようともしない点で醜悪である。福岡で何を教え込まれたやってきたか知らないが、自分たちは米軍基地に苦しめられることもないくせに、恥ずかしげもなくよく沖縄に来られたものだ。
自分たちの地域から派遣された機動隊員が、地元の安全はほったらかしにして、沖縄県民に暴力をふるい、基地を押しつけている。そのことを日本人は恥じなければならない。日本の各地から地元の機動隊が沖縄にふるっている暴力を止めるために力を尽くすべきだ。
沖縄人はまず高江に来て、ヤマトゥの機動隊が沖縄で何をしているか、自分の目で見た方がいい。自分の体で弾圧という暴力の痛みを知った方がいい。今を生きる沖縄人が郷土を踏みつけにされて鈍感なままなら、米兵や日本兵に殺された沖縄の先人は浮かばれないだろう。そして次の犠牲者が出るのは時間の問題だ。
高江のオスプレイパッド工事強行を島ぐるみで止めましょう！