16日(土)は曇り空で遠くの景色はもやがかかり、風も気になった。船で大浦湾の状況を確認するまで、カヌーはしばらく待機した。そのあと、カヌー14艇が松田ぬ浜を出発し、陸上と海上で作業が行われていないか、監視活動を行った。ほかに3艇が初心者練習を行った。
キャンプ・シュワーブの映画館は今日も作業が行われていた。新基地建設のため解体される施設であり、工事中断期間は作業をやめるように抗議した。屋上には作業員が3名ほどいて、下には緑のユニック車が止まっていた。
長崎(辺野古岬)と長島の間は、まだフロートが張られたままで、カヌーや船の航行を妨げている。そのため、各自で工夫してフロートを越え、陸上の様子を見ながら各台船を回った。
辺野古岬周辺や海保の浮桟橋付近、美謝川、米軍のプライベートビーチなど、陸上での作業はなく、特に変化も見られなかった。
途中でフロートやオイルフェンスを越える練習をやりながら、2基のスパッド台船と3隻のクレーン付き台船を見て回った。クレーン付き台船では作業員の姿があったが、沖縄防衛局から、話すな、という指示が出ているのだろう。最近はこちらが呼びかけても無視したり、隠れたりしている。
船でカヌーを曳航する練習をしたあと、長島近くに設置されたままのガイドパイプまで漕ぎ、長島の間を抜けて平島で休憩をとってから松田ぬ浜にもどった。