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Channel: 海鳴りの島から
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緑のクレーン付き台船が海底ボーリング調査地点に戻る。

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 25日は朝、カヌー10艇で松田ぬ浜を出発した。向かい風が強いなか漕ぎ進んだが、リーフの波が高く汀間漁港から辺野古側に抗議船が移動するのは難しいとのことで、カヌーのみで長島南側のフロート沿いで作業の様子を見た。

 カヌーが着く前に大浦湾ではオイルフェンスの設置作業が行われていたようで、海上には残されていたガイドパイプが見える。この後、陸側に避難していた緑のクレーン付き台船が移動し、ガイドパイプの位置に戻った。

 陸の方では辺野古岬周辺の海岸近くで、バックホーやダンプカーが動いているのが見えた。重機の数は少ないが、仮設道路や作業ヤードに使用される場所でどのような作業が行われているか、注意して見ておきたい。

 緑のクレーン付き台船(第八十八福丸)がタグボートに曳航されて移動し始めたので、カヌーチームも長島の間を抜けて大浦湾に出た。向かい風が強く波も高かったので、フロートを越えて台船に向かい、直接抗議することはできなかった。

 ある程度の漕ぐ力がないと、カヌーに乗って大浦湾で抗議行動を行うことはできない。長島の岸壁に打ちつける波にも注意しなければいけないし、船が通過するときは邪魔にならないようにもしなければならない。当たり前の話だが、数多くカヌーに乗って経験を重ねなければ、いくら思いがあっても形にはできない。

 この日は午前11時前には引き揚げざるを得なかった。気象条件が厳しかったので仕方がないが、チーム全体でもっと漕ぐ力をつけないといけない。一番の安全策は自分が力をつけること。そう肝に銘じ、海は厳しいが頑張りましょう。


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