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Channel: 海鳴りの島から
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青のクレーン付き台船が沖に移動し、フロートを再設置。

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 23日(火)は旧暦の1月16日で、沖縄ではぐそー(あの世)の正月だった。前年に亡くなった人の法事があるので、この日はカヌーの行動は休みを取った。

 実家の庭では桜や白椿は花が終わりかけ、スミレや赤椿がよく咲いている。この赤椿は白椿の種から生えたものなのだが、八重咲きで色も違う。元の掛け合わせはどうなっていたのだろうか。

 親戚の法事に出かける途中、キャンプ・シュワーブの第3ゲートに寄った。コンクリートブロックを積んだクレーン付き台船は元の位置だったが、陸の近くに停泊していた青いクレーン付き台船が沖に移動し、船首と船尾にオイルフェンスが繋がれていた。

 これまでもオイルフェンスを繋ぎとめるアンカーの役割を果たしていて、海が荒れる前の元の位置に戻った。この日は海上行動は中止となったようだが、米軍のビーチ近くではクレーン車も動いていて、オイルフェンスやフロートの再設置作業が行われていた。

 午後はどこまで作業が行われたかは確認できなかったが、フロートの再設置が終われば、緑のクレーン付き台船が長島近くの海底ボーリング調査地点に戻り、最後の調査が再開される。ただ、大浦湾での作業は天候に左右される。ほかの作業も含めて、同じように避難と移動、再開をくり返さざるを得ないだろう。

 抗議行動もそのたびに同じことを繰り返すので大変だが、粘り強く抵抗を続けていくのみだ。一つ一つの作業を簡単には終わらせないこと。その積み重ねが作業の大きな遅れをもたらし、新基地建設を断念に追い込んでいくことにつながる。

 これから2月風廻り、台風もあれば県議会選挙、参議院選挙もある。そのたびに作業は遅れていく。もちろん市民の阻止・抗議行動も続く。日米両政府はいまだに海底ボーリング調査すら終えることのできない現実を直視することだ。

 


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