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7日はカヌーに乗って海上行動に参加した。キャンプ・シュワーブのゲート前を車で通過するとき、新基地建設に反対して座り込んでいる市民を排除するため、新ゲートから出てきた大量の機動隊員が小走りで来るのに出くわした。沖縄県警と警視庁機動隊による弾圧は、たんに座り込んでいる人たちだけに行われているのではない。これは沖縄県民全体に対する弾圧である。
昨年の名護市長選挙や名護市議会選挙、県知事選挙、衆議院選挙などで繰り返し示された民意を踏みにじり、沖縄の中で基地をたらい回しにして負担と犠牲を強い、固定化する。そのためにわざわざ東京から警視庁機動隊が送り込まれた。
翁長知事や稲嶺名護市長がどれだけ抵抗し、県民が反対に立ち上がろうと、力で押し潰し、沖縄に言うことを聞かせる。この異様な機動隊の数は、安倍政権の沖縄県民に対する姿勢を表している。それに対して沖縄県民が泣き寝入りすれば、これから先、日本政府にいいようにあしらわれ、沖縄差別が続く。それを跳ね返せるか否かが県民に問われている。
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この日は海上行動の前に辺野古漁港で、辺野古ぶるーのTシャツを売った資金とヘリ基地反対協議会の援助で購入した新船「辺野古に基地をつくらせないぶるーの船」の進水式が行われた。
Tシャツのデザイン作成や制作、販売、会計などカヌーチームのメンバーをはじめ多くの人の協力で購入された船である。Tシャツを購入した全国のみなさんには、辺野古の海、大浦湾を守ってほしい、そのためにカヌーチームや船団にカンパしたい、という思いがあったはずだ。それが形になった。
昨年の夏から多くの人がカヌーチームに参加し、炎天下の日差しのもとや寒い冬の海でカヌーを漕いできた。海保の暴力でケガをしたり、転覆させられて海水を飲まされたり、濡れた体でGBの上で震えたり…、みないろいろな場面を思い浮かべているだろう。
いまは各地、各場所に散っていて、本来いてほしい人たちが参加できなかったのは残念だが、新船の船主となったYさんの寄せた文章が、みなの思いを代弁していて胸を打った。
船に塩と米、酒を捧げて皆でウガン(拝み)をあげて船の安全を祈り、進水を祝った。このあと略称「ぶるーの船」はさっそくカヌーチームのサポートをして海上行動に参加した。
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進水式を終えたあと、カヌー23艇で松田ぬ浜を出発した。辺野古崎と長島の間に張られたフロート沿いに並び、監視活動を行った。この日は作業船が陸揚げされたままで、午前中、海上作業は行われなかった。米軍のレジャービーチでは米兵の親子連れが集まっていて、クレーンでフロートを浜に並べる作業もなかった。
平島に上がって昼食をとり、海上作業は休みと判断して、午後1時ごろに海上行動を切り上げて松田ぬ浜に向かった。途中「ぶるーの船」で初の曳航も行い、船の調子を確かめた。11月とは思えない日差しで、船名通りに辺野古の海のブルーが鮮やかだった。