26日は前日に続き、台風21号の接近にそなえテントの片づけなどを行った。そのあとカヌーチームの話し合いを持ち、チラシの作成やカヌー教室、新しいブログの件などを話し合った。午後からはスナックスナフキンの西平さんを講師に学習会も行われた。
お昼頃、瀬嵩の森に上って大浦湾の様子を眺めた。沖縄防衛局が雇った警戒船や海上保安庁のゴムボート、作業船などの姿はまったくなく、海保の浮桟橋も撤去されていた。米軍のビーチの沖にはフロートがけっこう浮かんでいて、台風が先島方向へ向かうと予想されているので、陸揚げしたものは限られているようだ。
辺野古崎から長島の間に張られていたフロートは再び撤去され、浜にフロートが並べられていた。潮の流れが速い場所で、アンカーも大型のものは打たれていないので、撤去せざるを得なかったのだろう。台風が去ったあと、またこの場所で阻止・抗議行動が行われる。同じことの繰り返しだが、粘り強い取り組みが必要である。
瀬嵩側の岩場には、5月の台風で岩の上に打ち上げられたフロートがそのままになっている。沖縄防衛局のずさんな管理を象徴する風景だ。翁長知事による埋め立て承認の取り消しが行われれば、日本政府・沖縄防衛局はすぐにフロートを全面撤去し、大浦湾の分断をやめなければならない。辺野古新基地建設反対の運動は、これまで以上に国内外に広がっていく。米軍・米政府も無視できない状況が生み出されるだろう。