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23日は沖縄戦から70年目の慰霊の日を迎えた。午前中、本部町の八重岳に行き、県立第三中学校学徒の慰霊祭に参加した。元学徒兵の三三会のみなさんを中心に、激戦地であった八重岳、真部山に建立された「三中学徒之碑」の前で開催されてきた慰霊祭も、今年で最後になった。
元学徒隊の皆さんも80代半ばを過ぎ、会員も年々少なくなってきたので、70年を一つの区切りにしたいとのこと。御霊は県立名護高校の敷地にある「南燈慰霊之碑」に合祀され、僧侶による法要が行われた。経緯を述べる会長の最後のあいさつを聞きながら目頭が熱くなった。
今年は70年の節目ということで、18名の元学徒の皆さんが集まった。慰霊祭が終わったあと、弁当とお茶をいただいて食事をしながら、皆さんの話を聞いた。碑の前にある森は、70年前に私の父が14歳の小さな体で戦った場所である。少年の身で死んでいった学友を思い、彼らの多くが倒れた場所に碑を建立し、慰霊祭を行ってきた三三会の皆さん、ご苦労様でした。
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八重岳にある国頭支隊本部壕、野戦病院跡を見て回ってから、名護市内に戻って県立名護高校に行った。同校は県立三中と三高女が前身で、敷地内には「南燈慰霊之碑」が移築されている。その前で教師、在校生代表、教育実習生も参加して、南燈同窓会主催の慰霊祭が開かれている。
八重岳から移動して三中学徒隊の皆さんも参加し、読経のあと南燈同窓会会長、三三会会長、校長、生徒代表のあいさつがあった。同窓会長のあいさつでは、国会で「戦争法案」をすすめ、辺野古新基地建設、先島への自衛隊配備を強行する安倍政権への批判も行われていた。
吹奏楽部の演奏に合わせ、三中、三高女、名護高校の校歌が合唱されたあと、遺族、生徒による献花、元学徒らによる焼香が行われた。学校の敷地内に慰霊碑が移されたことで、今後も慰霊祭が継続できるのは、元学徒の皆さんや遺族はもとより、教師、生徒たちのためにもいいことだ。
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https://www.youtube.com/watch?v=eHdhuQTcgEk&feature=youtu.be
午後3時からは、名護小学校の敷地内にある「少年護郷隊之碑」の前で行われた慰霊祭に参加した。護郷隊は陸軍中野学校出身の将校らによって組織されたもので、北部地域の在郷軍人や青年学校、三中学徒らがゲリラ戦や情報収集活動のためにかり出された。
北部の住民は私の世代でも「護郷隊」という名称を耳にする機会があった。ただ、その実態は沖縄でもまだよく知られていない。名護市教育委員会が元護郷隊員の証言を集め、陸軍中野学校の活動をふくめて調査を進めているので、最近は県内メディアでも報道が多くなっている。
元護郷隊員の皆さんが歌う「護郷隊の歌」や体験談を聞きながら、沖縄戦のなかで語られなかった事実に注意をはたらかせなければ、と思う。戦後も同じ地域社会で生きねばならない状況で、表立って語ることができなかったことも多かったのだ。
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午後4時から名護市立博物館で、沖縄戦に米軍の通訳兵として参戦し、故郷の名護で家族と再会したフランク東さんと弟妹3人の皆さんのギャラリートークがあったので聴きにいった。同博物館では、今年は県立三中に焦点を当てて資料展示を行っている。期間中に改めてじっくりと見に行きたいと思う。