「合意していないプロジェクト」のホームページに、『ジャパン・タイムズ』に掲載されたジョン・ミッチェル氏の枯葉剤問題に関する記事が、翻訳・紹介されています。
http://www.projectdisagree.org/2012/02/6.html
ベトナム戦争が集結してから、すでに37年が経とうとしています。しかし、環境汚染について米軍基地内への立ち入り調査はほとんど行われず、治外法権的状況が続いています。一方で、返還された地域は再開発が進み、元米兵たちの証言から地域を特定して調査するのも容易ではありません。
そういう中で、沖縄における枯葉剤汚染について調査を続けている人たちがいます。そのひとり、伊波義安さんを講師に迎えて、ティダの会・新基地問題を考える辺野古有志の会では、以下の通り講演会を催します。
演題:「沖縄における枯れ葉剤汚染について〜化学兵器・枯れ葉剤と猛毒ダイオキシン」
講師:伊波義安さん(生物多様性市民ネットワーク共同代表)
日時:2月19日(日)午後2時より
場所:辺野古交流プラザ(辺野古公民館)
主催:ティダの会/新基地建設問題を考える辺野古有志の会
講演会では、北谷町や名護市、東村における現在の調査状況も語られると思います。また、1時間の講演のあと、参加者との質疑応答も30分ほど予定しています。
軍事基地がもたらす汚染は枯葉剤だけでなく、放射性物質やPCB、オイル類、アスベストなど多岐にわたり、これまでにもくり返し問題となってきました。人体への直接的な影響はもとより、基地返還後の再開発でも、汚染された土地の浄化が大きな課題となっています。基地あるが故に生じる問題として、その対策が求められています。
多くの皆さんのご参加を呼びかけます。