4日は午後からキャンプ・シュワブ前の抗議行動に参加した。午前中、風雨が強くテントのブルーシートが破れたとのこと。この日は、沖縄防衛局が県に提出している「埋め立て工法変更申請」を仲井真知事が承認しないよう求めて、県庁包囲行動が取り組まれた。平日で悪天候という条件にもかかわらず、主催者発表で2200人が集まったとのことで、テント村の参加者も喜んでいた。
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http://www.qab.co.jp/news/2014120460860.html
辺野古からも県庁包囲行動に参加していて、テント村はいつもより人が少なかったが、小雨が降るなか歩道に立って、国道を行く車に辺野古新基地反対!埋め立て阻止!を訴えていた。砂利を積んだダンプカーや生コン車などの出入りはなく、テントの中で風雨をよけながら交流が行われていた。
午後3時からゲート前でデモ行進を行い、仲井真知事の承認押し逃げを許さない!と気勢を上げた。県内メディアは、仲井真知事が5日以降に少なくとも2件の変更申請を承認する意向であると報じている。この知事はいったいどこまで恥知らずかつ横暴なのだろうか。
仲井真知事が4年前に当選できたのは、公約として「県外移設」を打ち出したからだ。「辺野古移設」や「県内移設」を容認する立場で立候補していたなら、今回と同じように惨敗していただろう。本来なら、昨年末に公約を破棄して辺野古埋め立てを容認した時点で、仲井真知事は有権者を裏切った非を認め、自ら辞任すべきだった。しかし、恥のかけらもない裸の王様は、3選を目ざして翁長氏に10万票の大差で破れた。
沖縄県民は仲井真知事の公約破りを許さなかった。辺野古埋め立てに対し明確に反対という意思表示をしたのだ。10万票差の重みを仲井真知事は謙虚に受け止め、民意を尊重して辺野古新基地に関する判断をいっさい止めるべきだ。県政に関する知事の判断は、有権者の多数意思に沿ってなされるべきであり、それを二重三重に踏みにじるなら、仲井真知事は沖縄県政史上最悪の知事として汚名をさらすだろう。