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10月が終わり、大浦湾での練習が続く。

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 31日は2人が新しくカヌー隊に参加するということで、初心者練習と瀬嵩の浜に向かう2チームに分かれて練習を行った。辺野古の浜を出ると金網フェンスの近くで、2人の作業員が測量を行っていた。何のための測量か、今後の動きに注意しておきたい。

 フロートの近くに海上保安庁のボートが2艇停泊していた。職員の姿はなく、カヌー隊のメンバーがフロート周辺に来ても、何の動きもなかった。県知事選挙を意識してか、海保はやーぐまい(家籠もり)しているようだ。ただ、どんなに姿を隠しても、8~9月に海保が行った暴力的弾圧の実態は記録として残り、ドキュメンタリー映画やインターネット上の映像として今後も広まっていく。

 言うまでもなく海保の暴力は、仲井真知事の「埋め立て容認」によって引き出されたものだ。選挙で普天間の「危険性の除去」を強調しているが、辺野古の海を危険にし、争いの海にしているのは仲井真知事ではないか。仲井真知事が再選されれば、海保は暴力のお墨付きを得たと言わんばかりに弾圧してくるだろう。軍事基地という存在そのものが危険であり、それを「県内移設」して何が「除去」か。言葉遊びはいい加減にしろと言うのだ。

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 辺野古崎近くのアスベスト使用が問題となっている隊舎の近くで、バックホーやユニック車を使って作業をしている様子が見られた。3棟の隊舎の向かって右側には、同じくアスベストが使用され、今回の解体工事の一つである診療所がある。草木に隠れてどのような作業が行われているかはっきりしないが、沖縄防衛局が飛散性が低いとするアスベストの除去作業は、10月2日から始められている。

 除去されたアスベストの保管や搬出はどうなっているのか。地域住民やゲート前で抗議をしていう県民に説明・告知もなく、こっそりとゲートから搬出することは許されない。アスベストの除去と建物の解体を含めて、工事は来年の1月末までとなっている。県民の目が届かないところで、沖縄防衛局が何をやっているか、監視と追及を強めていく必要がある。

 31日は名護市議会が、10月16日に決議された「辺野古新基地建設に向けた工事を強引に推し進める政府に対して抗議し、工事の即時中止と辺野古移設断念を求める意見書」を沖縄防衛局に提出した。あわせてアスベスト問題に関しても、住民説明会を開くように要求している。沖縄防衛局は地元議会の要求に誠実に応えるべきだ。

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 フロートの周辺を通って辺野古崎まで漕ぎ、さらに瀬嵩の浜を目ざした。キャンプ・シュワブ内沿岸では、浮き桟橋はまだ再設置されておらず、作業船4隻が陸揚げされたままとなっていた。今週は海上での作業はほとんど行われていない。

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 瀬嵩の浜に着いて少し休憩をとってから、船に曳航してもらって航路標式の所まで戻った。そこでロープを解き、かなり波があるなか平島と長島の間を抜け、辺野古の浜に戻った。31日も辺野古支援に訪れている座間の皆さんが、手作りの弁当を差し入れしてくれた。感謝。

 10月も終わるが、この1ヶ月、沖縄防衛局は大浦湾の深場での海底ボーリング調査をはじめ、海上での本格的な作業を進めることができなかった。しかし、県知事選挙が終われば、再び海上保安庁を投入して、作業を強行する可能性が高い。

 その時に備えて、大浦湾でカヌーを漕いで抗議できるよう練習を重ねないといけない。県知事選挙の重要性はいうまでもないが、カヌーの練習を欠かすことはできない。カヌーは思いだけでは漕げないので、1人でも多くの人が日々の練習に参加し、カヌー隊に加わってほしい。

 


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