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Channel: 海鳴りの島から
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8月15日の敗戦の日に新基地建設のため沖縄弾圧をくり返す沖縄防衛局と海上保安庁

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https://www.youtube.com/watch?v=WnDVDnXxZ6s&feature=youtu.be

 8月15日の敗戦の日、午前7時過ぎに辺野古の浜に行くと、海上保安庁のゴムボートや沖縄防衛局に雇われた漁船が約30隻海に浮かび、沖の4隻の巡視船を含めて戦場のような光景だった。

 ブイ設置に抗議するカヌー隊は7時には海に出ていて、さらに後続のグループが続いた。しかし、海上保安庁による執拗な弾圧にあい、不当な拘束がくり返された。カヌー隊の1人は、カヌーをつかまれて4回も強制的に浜に戻された、と悔しそうに話していた。

 8時過ぎにキャンプ・シュワブゲート前に移動し、抗議行動に参加した。ゲート前でデモを行っているとき、海上のカヌー隊の1人が海上保安庁に拘束され、カヌーを奪われた、という報告が入った。ゲート前に緊張と怒りが走った。海の仲間への弾圧は陸で抗議してはね返す、解放しなければゲートを封鎖するぞ、と声が上がり、ゲート前に座り込んで抗議した。

https://www.youtube.com/watch?v=vfQ9gCis4RI&feature=youtu.be

https://www.youtube.com/watch?v=GAJQqBaZTpk&feature=youtu.be

 辺野古漁港でカヌーやボートが拘束されている、という連絡があり現場に向かった。ブイ設置に抗議しているカヌーやゴムボートに対して、海上保安庁は法的根拠も示さず、任意を口にしながらボートで囲んで強制的に漁港に曳航している。拘束の理由を聞いても明らかにせず、法的根拠がないことを自ら示すように、このあと抗議する市民が乗ったゴムボートを解放した。

 15日は午前中、辺野古の浜の北側にフロートが引き出され、沖へと伸ばされている。午前10時前から土砂降りの雨が降ったが、午後は雨も止んで引き続き抗議行動が取り組まれている。

 69年前、キャンプ・シュワブがある場所には米軍の収容所が設けられていた。今帰仁村の住民も西側地域はこの収容所で敗戦を迎えている。誰もがあのとき、二度と戦争は体験したくない、と思ったはずだ。いま再び戦争をする国へと突っ走っている状況を、キャンプ・シュワブ前に集まって辺野古から止めましょう。

 


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