7月20日から26日まで「第50回 ダバオ慰霊と交流の旅」に参加してきた。フィリピンのミンダナオ島ダバオと沖縄の間には直行便がないので、那覇−台北−マニラーダバオと飛行機を乗り継いで行かねばならない。初日と最終日は移動に1日を要した。26日は自宅に帰ったのが午後11時頃。シャワーを浴びてメールの確認その他をやり、午前2時過ぎにキャンプ・シュワブのゲート前に行った。
午前4時25分頃、鹿児島ナンバーで荷台をシートで覆ったトラックがやってきた。会社名などをマグネットシートで隠していて、見るからに不審な車なので、ゲート前で監視にあたっていたメンバーが運転手に確認しようとしたが返事をせず。唯一、鹿児島から来たのか、という問いには肯いていた。その後、やって来た警察官と30分以上、押し問答となり、最後は強制排除された。
車体に記されていた会社名はコマロックという。ホームページの会社案内や製品一覧を見ると、本社は鹿児島市にあり、沖縄営業所が浦添市にある。簡易型多目的フェンスや係船柱、玉掛け用のワイヤー等の販売、レンタルを業務としているので、反対運動を排除するためのブイ設置に関連する企業であると考えられる。
http://komalock.net/index.html
http://komalock.net/product.html
一緒にやってきたワンボックスカーやステーションワゴンは、すべて「わ」ナンバーのレンタカーで、高江でよく目にした光景だ。ゲート前での監視・抗議行動が激しくなると、沖縄防衛局は行動参加者が少なくなった時間帯に資材・機材の搬入を行う。先週からは深夜も監視行動が取り組まれており、27日未明もゲート前にいた数名のメンバーによって工事車両への抗議が行われている。
27日は日曜日だが、見て分かるようにブイ設置に向けた作業は行われている。作業の遅れを取り返すために、日本政府・防衛省は今日から明日の未明にかけて、大きく動くのは間違いない。昼でも夜でも一人でも多くの人が、ぜひキャンプ・シュワブのゲート前に行ってほしい。