14日は午前、午後とキャンプ・シュワブのゲート前で行われている抗議行動に参加した。辺野古の海を埋め立てるためのボーリング調査に向けて、海上での阻止行動を排除するためのブイの設置が、今週中にも行われようとしている。抗議行動は台風のために一時中断したが、ブイの搬入を阻止するために先週から行われている。週明けの14日は厳しい暑さのなか、二つのゲート前と海上でブイの搬入に反対する行動が取り組まれた。
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新基地建設工事のために新しく造られたゲートも使用が開始された。ゲート前の抗議行動を警戒して、頬の赤いまだ少年のような兵士が小銃を手に警戒にあたっていた。これ見よがしに銃を見せつけるのは、県民に対する威嚇である。県民に銃を向けて造られる新基地。それがしょせん、日本政府が海兵隊を沖縄に固定化するために造られる、アメリカへの過剰なサービスによるものでしかないことを、この兵士の姿はよく現している。
炎天下、ゲート前でくり返しデモ行進とシュプレヒコールをして、ブイを積んだ車両が来た時に備えた。
普天間基地の野嵩・大山ゲートで月〜金曜日の毎日、米軍に抗議行動を続けている「命どぅ宝・さらばんじぬ会」の皆さんや、東京の経済産業省前で座り込みを続けている皆さんもやってきて、一緒に抗議行動をしながら交流を深めた。
14日は高江でも同じように工事再開に備えて行動が取り組まれている。平日の昼間の行動への参加は簡単ではないと思うが、これから長く激しい取り組みが続く。防暑対策を十分にして、県内外から多くの人が辺野古、高江に来て、殺戮と破壊のための軍事基地建設を許さない取り組みに参加してほしい。